東京冒険紀行

東京に的を絞った冒険記。失われつつある追憶の風景・ワンダフルな建築物・愛しの公園キャラ・物語る廃墟・入りにくいけどイイ店・御馬鹿スポットから知られざるディープスポットまで...街で見つけた素晴らしいもの面白いものを独自の視点で紹介!!!

 
Category: 23区 > 文京区  

知られざる昭和初期の和洋家屋 「島薗邸」

千駄木にある登録有形文化財の一つで、あまり知られていない洋館がある。

島薗邸01
こちら「島薗邸」は、1932年(昭和7年)に建てられた瀟洒な邸宅。
脚気とビタミン不足との関係を発見したという東大医学部教授・島薗順次郎の長男結婚を期に建てられたそう。長男ご夫妻は終生この家で暮らしたそうである。

島薗邸02
洋館のみに見えるが、奥には和室も併設されていて、和と洋の二つの部分を並べた「和洋併置式」という様式。
洋館の1階外壁に小アーチの連続装飾帯が施されている。

島薗邸03
内部は玄関からすぐに書斎があるというトリッキーな構造。中は医学書がぎっしり。
これも、いかに書物・勉学に重きをおいていた証かもしれない。

島薗邸04
食堂と奥はサンルーム。

島薗邸05
食堂に取り付けられたシャンデリア。電球の笠は雲母だという。
建物の保存活動の際には、照明がすでに古道具屋へ渡ってしまっていたらしく、危機一髪で買い戻したそうだ。

島薗邸06
元は平屋建てだったが、昭和16年に2階が増築された。

島薗邸07
その洋室・和室が公開されている。落ち着いた2部屋である。

島薗邸08
洋室にあるステンドグラス。モチーフは戦艦と戦闘機という珍しいもの。
建てた時代によるものだろう、戦意高揚デザインは歴史を物語る貴重なもの。

島薗邸09
帰る際に初めて気づいた玄関の窓。何ともエレガントである。

島薗邸10
そして、ギョッ!ドアの後ろには赤子の彫刻が。

最近になって公開された大医学部教授一族の邸宅。しかも月に1度の公開というレアな建物である。
興味のある人はよく調べてから行くのがオススメ。
Category: 23区 > 文京区  

駅員による愛おしの文庫 「根津メトロ文庫」

根津駅1番線ホームの改札。その脇にポツリとある謎の車両が存在する。
根津メトロ文庫1
これ実はメトロ文庫といって、乗客の寄贈などで集まった本を貸し出すもの。

根津メトロ文庫2

根津メトロ文庫3
東京メトロでは8駅ほどにメトロ文庫を設置しているらしいのだが、根津駅のものは貸し出し開始の1989年からのもの。

根津メトロ文庫4
当時の駅員により手作りされたそう。連結部も凝っている。

根津メトロ文庫5
パンタグラフも抜かりなし。ツボを押さえた造りはさすがである。

根津メトロ文庫6
内部を見ると木製であることが分かり、手作りの温もりを感じる。

本好きはもちろん、鉄道好きも満足の出来栄えの愛くるしい佇まい。
メトロ文庫を継続させるためにも、借りた本はルールを守って返そう!なのである。
Category: 23区 > 文京区  

気になる谷間の鈴蘭 「千駄木 すずらん通り」

千駄木にあるよみせ通りから入る、路地に気になる通りを発見。

すずらん通り商店街1
昭和臭がプンプンするような通りで、看板には「すずらん通り 千駄木3すずらん通り商店会」と書かれている。

すずらん通り商店街2

すずらん通り商店街3
小さな飲食店・スナック等が軒を連ねていて、いかにも下町っぽい商店街である。

すずらん通り商店街6
建物は古いものが多く、丸窓があったり風情のある通り。

すずらん通り商店街4
出口に差し掛かる辺りには「土偶」という謎の看板。

すずらん通り商店街5
こちらは「アートスペース谷中ジンジャー」という店の看板だった。
土偶を作れるという店。「ぶらり途中下車の旅」とかで出てきそうだね。
Category: 23区 > 文京区  

読売巨人のお膝元 「後楽園駅周辺」

冒険として出かけても、意外と何も見つからない日もある。逆に、何の気なしに行った街で意外な面白発見をする事もある。
今回の「後楽園駅周辺」はその後者で、あまり期待せずに見ていただきたい。

後楽園駅周辺01
エリア的には「水道橋駅周辺」とも「春日駅周辺」とも言える駅が集中する場所だが、東京ドームシティを中心に回ったので「後楽園駅周辺」が一番しっくり来る。

後楽園駅周辺02
「東京ドーム」や旧後楽園ゆうえんちである「東京ドームシティアトラクションズ」で構成される「東京ドームシティ」。

後楽園駅周辺03
文京区後楽の町域の大半を「小石川後楽園」と「東京ドームシティ」が占めている。

後楽園駅周辺04
その東京ドームシティのスパ(温泉)施設を中心とした融合商業施設「ラクーア」。
後楽園ゆうえんちの再開発で建設され2003年(平成15年)開業。

後楽園駅周辺05
こちらはラクーアの近くにある、界隈では数少ないラブホテル「ワイン」。
ここいらのレストランで「ワインもいっとく?」と言っているカップルの会話も、注文の話ではなかったりする。

後楽園駅周辺06
東京ドームはさすが読売ジャイアンツの本拠地球場としているだけあって、巨人・野球関連の店がズラリ。

後楽園駅周辺07
こちらは「野球殿堂博物館」。

後楽園駅周辺08
アディダスのショップは巨人のレプリカユニフォームが並び、

後楽園駅周辺09
原監督が「ジャイアンツ・愛なんです!」と言わんばかりに例のポーズで待っている。

後楽園駅周辺10
しかし現在はおさわり禁止。スタジアムでの名シーン再現を味わう事は出来ない。
Category: 23区 > 文京区  

戦後政治史の重要な舞台 「鳩山会館 後編」

前編に続いて「鳩山会館」の紹介。今回は内部と庭園を中心に。

鳩山会館11
3つの応接室の向こうには、英国風サンルーム。
やわらかな陽の光が差し込む、何とも優雅な空間である。

鳩山会館12
ここでは、かつて脳梗塞の症状からひとまず回復した鳩山一郎(右)を吉田茂(左)が訪ねて歓談していた時の写真が飾られている。

鳩山会館13

鳩山会館14
1・2階とも見事なステンドグラスが見られるのだが、鳥モチーフ(主に鳩)が目立つ。紋章のようなデザインにさりげなく鳩がいるのには思わずにんまり。オリジナリティと強いこだわりが感じられていい。

鳩山会館15
圧巻はこちら階段の踊り場部分にあるステンドグラス。
五重塔の上を鳩が舞うデザイン。大正から昭和初めに活躍したステンドグラスの工芸家・小川三知作。

鳩山会館16
鳩山会館のもう一つの大きな見どころは、イギリス風の中庭。

鳩山会館17
薔薇が満開で、洋館の美しさと見事にマッチしている。

鳩山会館18
庭園にはいくつか銅像も置かれている。こちらはステッキを持った鳩山一郎像。

鳩山会館19
ふと見ると、傍らには...なんと...。
鳩!

鳩山会館20
庭園から見ると初めて見えるのが、洋館の屋根の上にあるミミズクの装飾。

一郎の没後、一時は建物の傷みがひどくなっていたが修復され往年の輝きを取り戻した。
イギリス風の洋館、薔薇の庭園、鳩中心のステンドグラス。なるほど「鳩山会館」は見どころ多い。
08-2017
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

«   »

姉妹サイト
プロフィール

kshun10

Author:kshun10
O型天秤座♡
長崎生まれの東京育ち

ブログスカウター
検索フォーム
ブロとも申請フォーム
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
写真
510位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
風景
193位
アクセスランキングを見る>>