東京冒険紀行

東京に的を絞った冒険記。失われつつある追憶の風景・ワンダフルな建築物・愛しの公園キャラ・物語る廃墟・入りにくいけどイイ店・御馬鹿スポットから知られざるディープスポットまで...街で見つけた素晴らしいもの面白いものを独自の視点で紹介!!!

 
Category: 23区 > 目黒区  

レトロな上流社会への憧憬 「旧前田侯爵邸・和館」

目黒区駒場にある目黒区立「駒場公園」。ここには旧加賀藩主・侯爵前田利為の邸宅が残されている。昭和初期に建てられた洋館・和館は共に良好に保存され、東京都指定有形文化財に指定。
今回はその「旧前田侯爵邸」を洋館・和館共に紹介。

旧前田侯爵邸01
まずは「旧前田侯爵邸和館」から。

旧前田侯爵邸03
1930年(昭和5年)竣工。ロンドン駐在武官であった前田利為が海外からの賓客を接待するために建てたとされている書院造りの日本建築。

旧前田侯爵邸04

旧前田侯爵邸05
玄関から二の間、その奥は一の間(表座敷)と続く。

旧前田侯爵邸06
欄間の透かし彫りが非常に美しい。清楚で気品を感じる。

旧前田侯爵邸07
ロマン溢れるライトのデザインは、洋館でもバラエティー豊かに満喫できる。
そちらも乞うご期待。

旧前田侯爵邸08
広縁から見た庭園。滝・池・樹林・名石の配置がよく美しい庭園。

旧前田侯爵邸09
“他人の前で寝転ぶのはご遠慮下さい。”
ふむふむ、寝転びたくなる気持ちも分かるぞ。でもやめましょう。

旧前田侯爵邸10
メインの建物が洋館なだけに、当然ながらこちらの和館は純和風。
前田家では普段使用せず、ひな祭りや端午の節句などを催す際に使われていたそうだ。

敗戦後は米軍に接収され、洋館とともに官邸として使用されていたらしい。
次回はメインの洋館へ。
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隣り守って駒場ラブ 「駒場東大前駅」

今回は京王電鉄では唯一、目黒区内に所在する駅「駒場東大前駅」。
東大生と近隣住民以外には用事が無さそうなマイナーな駅だ。

駒場東大前駅周辺01
その名の通り「東京大学駒場キャンパス」と隣接しており、線路を挟んで北側一帯はすべて東大の敷地。

駒場東大前駅周辺02
そして周辺は閑静な住宅街であり、東大キャンパス内や写真の「駒場野公園」など緑が多い。

駒場東大前駅周辺03
東大とは反対側の南側は土地が低くなっている。こちらに向かうには階段か坂を下ることになる。
古びた階段のある街は長閑さを感じる。階段が多いと車も少ないからね。

駒場東大前駅周辺04
坂の上から見た街。
遠くに巨大なジャングルジムのような変わった建物が見える。こちらは後に紹介。

駒場東大前駅周辺05
定食屋や弁当屋といった学生を対象とする商店も多い。
都内に数店ある「キッチン南海」は、神保町店では行列が絶えない人気店。

駒場東大前駅周辺06
コピーが1枚いくら...って書かれた看板がビリビリに破れているこちらはベニヤで入り口が封鎖されている。駅前すぐにこんな感じの建物も何軒か有り。

駒場東大前駅周辺07
緑が多くて安い飯屋がある長閑な雰囲気、という暮らしやすさから、住民たちの地元愛を感じるものが随所に見られる。その中でも傑作が...

駒場東大前駅周辺08
“我身まもり 家族守って家守る 隣りまもれば 駒場守れる”
ツッコミどころが多いが、駒場ラブをひしひしと感じることが出来る。

駒場東大前駅周辺09
さてさて駅から少し離れると、前述のジャングルジムが現れた。
こちらは創立111周年という「都立駒場高等学校」の校舎。

駒場東大前駅周辺10
ちょっと変わった形の時計塔であるが、この高さにしては時計がどうも小さい。
駅前からでも時計塔だと分かるくらいだと傑作時計塔になりそうなんだけどねぇ。
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目黒の昭和の忘れ城 「ホテル 目黒エンペラー」

目黒エンペラー1
目黒雅叙園から川の向こう、違和感のある西洋風の城がそびえ立っている。この辺りを歩いたことのある人なら目につくはずだ。

目黒エンペラー2
「ホテル 目黒エンペラー」である。
派手なネオン、特異な内装、回転ベッドを含めた豪華な設備で、1980年代に有名となったラブホテル。
よく見ると、旗や風見鶏までデザインされていて細部までなかなか凝った造りだ。そこに普通の窓や非常階段が付いていて独特の雰囲気。

目黒エンペラー3
正面入り口から見ると、何となくラブホっぽさを感じる。“エンペラー”という名前がいかにもいかがわしい昭和の香り。
この城に似合うエンペラーは“葉巻で外車でバーコード”ってなのをイメージしてしまう。

目黒エンペラー4
反対側には、堂々と料金表か何かの看板がデカデカと掲げられ“ラブホ然”としていた。

現在では、改正風営法や風紀の悪化を懸念した自治体の条例により、このような形態でラブホテルを新規開業することはほぼ不可能。ビジネスホテルで申請し、認可が下りた後に小規模な改装をして営業をしている所がほとんど。俗にいう偽装ラブホテル。
そのため外観的に一般のホテルと大差ない没個性的ラブホテルが主流となっている。
お城の様なラブホテルは、今ではすっかり昭和の遺物となってしまった。
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明和の大火のゆかりの寺 「大円寺」

目黒駅から目黒川に下る細くて急な坂・行人坂を下っていくとある「大円寺」。

大円寺1
明和9年に発生し、江戸の1/3を焼き尽くしたという「明和の大火」の火元となった寺であることから、江戸幕府から再建の許可がなかなか得られなかったそう。
その後は再建され、明治に入り隣接した明王院がこの寺に統合されている。

大円寺2

大円寺3
明和の大火の犠牲者追悼のために作られた、とされている石造五百羅漢像。石仏群をよく見ると、僧や老人のような石仏に混じって赤子を抱いた女性のような石仏もある。

大円寺5
金ピカに光っているのは“悪いところに金箔を貼ると良い”という薬師如来。
仏像に金箔を貼り付けて祈願するのは東南アジアで見られるが、患部をなでると御利益があるという日本的な信仰と融合させた新しいスタイルか。

大円寺4
これは八百屋お七と恋仲になった寺小姓・吉三が明王院の僧となったとする由来を伝えている碑。
恋慕の余り吉三との再会を願ったお七は、放火未遂を起こして捕らえられ、鈴ヶ森刑場で火刑に処されてしまったという一途な悲恋話。

行人坂をさらに下ってすぐの雅叙園の入口付近は大円寺の元塔頭跡であったとされ、お七の井がある。
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