東京冒険紀行

東京に的を絞った冒険記。失われつつある追憶の風景・ワンダフルな建築物・愛しの公園キャラ・物語る廃墟・入りにくいけどイイ店・御馬鹿スポットから知られざるディープスポットまで...街で見つけた素晴らしいもの面白いものを独自の視点で紹介!!!

 
Category: 23区 > 千代田区  

円盤搭載の名門ホテル 「ホテルニューオータニ Ⅰ」

以前お届けした「ホテルオークラ東京」は、予定通り建替工事のため本館は2015年8月31日をもって閉館し休業。残念ながら芸術的な建物は本当に建て替えられてしまうようだ。
そんなホテルオークラ東京に続き、今回もホテルの「御三家」の一角「ホテルニューオータニ」をお届け。

ホテルニューオータニ01
「ホテルニューオータニ」の開業は1964年(昭和39年)。東京オリンピックを控え、設計図を書きながら建設していくという突貫工事が行われ建物が竣工。
現在「ザ・メイン」と呼ばれる旧館は地上17階・地下3階。3方向に延びる客室の真ん中には、飛び出すように円盤状の最上階が載っかっている。

ホテルニューオータニ02
特にこのシンボルともいえる最上階の回転ラウンジ。直径は45mで東洋一と謳われ、東京タワー等と並ぶ名所となっていた。(今回は入らなかったが、機会があれば紹介したい。)

ホテルニューオータニ03
正面玄関から入ると、まず目に飛び込んできたのがメインラウンジにある世界地図時計。
ホテルオークラでも見られた、インターナショナルな名門ホテルならではの誇りを感じる。

ホテルニューオータニ04
現在ホテルの構造は、ザ・メインとガーデンタワー、そしてガーデンコートの3棟からなり、各棟は通路で繋がっている。

ホテルニューオータニ05
ザ・メインとガーデンタワーを繋ぐ長く真っ直ぐな通路。
華やかなカーペットと大きな半円アーチ窓が目を引く。

ホテルニューオータニ06
そしてニューオータニ自慢の日本庭園を見下ろすガーデンラウンジ。

ホテルニューオータニ07
シャンデリアやインテリアに絶妙に昭和が入った空間。
余裕を持ったスペース、モダンでどこか懐かしいラグジュアリー感。

ホテルニューオータニ08
店に沿うようにあるこちらの大理石の半円形ベンチ。

ホテルニューオータニ09
翡翠色のレトロモダンなベンチは、通路に向かって設置してある。
背後にはガーデンラウンジの大きな絵が見える。

ホテルニューオータニ10
次回はガーデンタワーのモダンを訪ねて。

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これまた見事な階段コレクション 「国際ビル」

冒険紀行では、美しき階段の数々と出会い、我々すっかり階段マニア....まぁマニアとまではいかずともファンである。
今回も、以前の「パレスサイドビル」と同様に素晴らしい階段コレクションを擁するビルと出会えた。

国際ビル01
それがこちら、「国際ビル」である。1966年 (昭和41年)竣工。
当時、帝国劇場と日本人倶楽部を取り壊して新たに建てたもの。

国際ビル02
「帝国劇場」と共同で建てられたというこのビルは、見事な階段のバリエーションが特徴の建物。

国際ビル03
まずエントランスのメイン階段。大理石の壁に色とりどりのタイル。

国際ビル04
ステンレスの手すりと手すり子装飾がスタイリッシュ。
壁面の彫刻刀で無造作に付けたような模様も斬新。

国際ビル05
階段裏もシルバーに塗られ、丸みが付けられている。

国際ビル06
踊り場にあるオレンジ色のガラス装飾は、内側からの光源で美しく光っている。

国際ビル07
スタイリッシュな階段と合わさって、これはなかなか名階段!

国際ビル08
一方こちら西側入口の方にある階段。

国際ビル09
見どころは踊り場。
1・2階の間は艶のある石とモダンなフォント、ヘリンボーン柄に貼られたタイルがオシャレ。

国際ビル10
他にもバリエーションに富んだ階段が拝める「国際ビル」。
階段に興味が出てきたアナタに、是非オススメのビルである。
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堅牢なドッキングビル 「DNタワー21」

皇居のお濠端に佇んでいる、東京都選定歴史的建造物に選定されている建物の一つ。

DNタワー21-1
こちら「DNタワー21」。
第一生命館と隣接していた農林中央金庫有楽町ビルと一体化。さらに高層化など増改築され現在の「DNタワー21」になっている。建物名は第一生命保険と農林中央金庫の頭文字から。

DNタワー21-2
皇居に面する第一生命館側は1938年(昭和13年)の竣工。角柱が整然と並び古さを感じさせない造り。
装飾を排したお堅いデザインは何とも力強い。

DNタワー21-3
10本の太い角柱が並ぶコロネード。この角柱は保存部分。
戦下の空襲にも耐え抜いたというだけあり、見るからに堅牢な印象。

DNタワー21-4

DNタワー21-5
第一生命館よりも少し前、1933年(昭和8年)竣工の農林中央金庫側は、増改築の際に柱部分のみ保存され再構築されたものだそう。

DNタワー21-6
隣接する2つのビルが合体し巨大なビルとなった「DNタワー21」。
地上21階建てとなる高層棟部分は高さ約100mにもなるが、旧館のデザインが取り入れられているので一体感がある。

終戦後1945年(昭和20年)にGHQに接収され、総司令部本部として使用された。当初GHQは並びの「明治生命館」を本部の候補地としていたが、マッカーサーが古典的な明治生命館より、モダンで堅牢な第一生命館を選択したそう。
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ガラスの箱舟でヒヤリ! 「東京国際フォーラム」

旧東京都庁舎の跡地に建設された「東京国際フォーラム」。
東京国際フォーラム01
国際建築家連合の基準に基づく国際公開コンペが初めて日本で行われ、建築家のラファエル・ヴィニオリの案が採用された。
「船」を題材にしたガラスの吹き抜けホールは、その巨大な外観と共に、構造を露出した内部が象徴。

東京国際フォーラム02
ノアの箱舟をイメージしたというこの建物。
敷地の形状を生かして建てられたユニークな構造体に、ガラスを通していっぱいの光が差し込む。

東京国際フォーラム03
地下1階が建物の地面にあたり、エレベーターには1階の表記が無い。

東京国際フォーラム04
建物外側をグルリと走るスロープで上まで上がってみる。

東京国際フォーラム05
入口とちょうど反対側まで来ると、細長い建物の全体を見渡すことが出来る。
天井は船底のようなダイナミックな構造。

東京国際フォーラム06
空間に掛けられた面白そうなブリッジが見える。

東京国際フォーラム07
上から覗くと、先ほどの地下一階がはるか下に。
下には支える柱など無いので、人が歩くと少しグラグラ揺れる。

東京国際フォーラム08
こちらはスロープで上がれる最上階。
ここにくると船底のような構造体の天井が、より間近に見られ壮観。

東京国際フォーラム09
先ほどのブリッジよりもさらに上のブリッジからも見下ろしてみる。
お、おぉ~...。

東京国際フォーラム10
見下ろしていたブリッジを、下から見上げるとこんな感じ。

大阪の「梅田スカイビル」を思い出させる、下半身ソワソワな建築物。ま、あそこまで高くはないが。
建築好きのみならず、高所のスリルを求めて行くのもアリ!
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カルチェラタンのロシアンビル 「サンロイヤルビル」

御茶ノ水駅のほぼ目の前に、ロシア風の目立つ建物がある。

サンロイヤルビル1
こちら「サンロイヤルビル」。築年数などは不明。

サンロイヤルビル2
一見ラブホテルなどに見られるキワモノ系のお城ビルにも見えるが、ステンドグラスなど装飾はなかなか凝っている。

サンロイヤルビル3
よく見ると塔の部分の窓には螺旋階段が見える。
入口に向かってみると残念ながら従業員専用のようだ。

サンロイヤルビル4
しかし、こちら反対側には2階・3階に店舗があり、階段の利用も出来る。

サンロイヤルビル5
照明などは新しく設置したものだろうけど、螺旋の曲線がいいカーブを描いている。

サンロイヤルビル6
上から見た写真。これまた美しいカーブがステキ。
円にはなっておらず、ティアドロップ型のような形状だが、いつ頃出来た建物なんだろうか。
ご存知の方いたら、是非情報をください。
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