東京冒険紀行

東京に的を絞った冒険記。失われつつある追憶の風景・ワンダフルな建築物・愛しの公園キャラ・物語る廃墟・入りにくいけどイイ店・御馬鹿スポットから知られざるディープスポットまで...街で見つけた素晴らしいもの面白いものを独自の視点で紹介!!!

 
Category: 23区 > 千代田区  

古きアキバの憩いの谷間 「タニマ」

谷間...。何ともそそられる響きである。
谷間といえば“胸の谷間”も、もちろんソソられるが、「赤い河の谷間」「谷間の静けさ」「谷間の百合」など詞(し)として詩(うた)として、魅力ある響きだと思う。

タニマ1
秋葉原の五月蝿い街並にも、そんな谷間は存在する。カタカナで。
こちら「タニマ」は、古き良き秋葉原の雰囲気を残す喫茶店である。

タニマ2
店は雑居ビルの2階にある。

タニマ3
店内はまさに昭和のまま。
薄暗い照明に、タバコのヤニですっかり黄ばんだ白い壁。

タニマ4
奥にはピンク電話。今やレトロ喫茶の定番インテリア。

タニマ5
テーブルは赤と青のギンガムチェック。昭和的なキュートさがある。
一方ソファーはくすんだ抹茶カラー。

タニマ6
貝殻で出来たシェードには鳥が描かれている。

タニマ7
またポスターなんかには、アキバさしさを覗かせたりする。

タニマ8
無言で置かれたアイスコーヒー。
あんまり愛想のある雰囲気じゃないけど、370円と安いし、まぁ文句は無い。
色んな部分が昭和的ともいえる。

すっかり様変わりして、高層ビルと五月蝿い店に囲まれた秋葉原。
観光バスが次々と外国人観光客を降ろし、平日でも人で溢れかえっている。
そんなアキバに食傷気味の人は、ここ「タニマ」で一服するのもいい。
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ジャパンホテルの日本庭園 「ホテルニューオータニ 日本庭園」

でも紹介したように、未来的な建物の印象が強い「ホテルニューオータニ」だが、実は広大な日本庭園でも有名である。

ホテルニューオータニ21
400年余りの歴史がある1万坪の日本庭園も見所満載。
オータニ庭園と呼ばれ親しまれている。

ホテルニューオータニ22
庭園にはまず池が広がっていて、赤い橋が奥に見える。
この庭園は元々伏見宮邸で、戦後外国人の手に渡ろうとしたのをホテル創業者・大谷米太郎が譲り受け改修、庭園としたそうだ。

ホテルニューオータニ23
松の木の向こうには、Ⅰで紹介したガーデンラウンジも見える。

ホテルニューオータニ24
館内では結婚式も多く執り行われていて、ドレッシーな紳士淑女が庭園を歩く姿も珍しくない。
スーツやドレスで歩く日本庭園。モダンですなぁ。

ホテルニューオータニ25
庭園内には数軒の料亭もある。

ホテルニューオータニ26
綺麗に整備された庭園の通路は、ドレスでも気にせず歩ける。

ホテルニューオータニ27
ちょっと階段を下りると、滝があった。

ホテルニューオータニ28
滝の向こうにザ・メインを望む。

ホテルニューオータニ29
鬱蒼と茂る木々の向こうにガーデンタワーを望む。

ホテルニューオータニ30
いかがでしたか?3回にわたってお届けした「ホテルニューオータニ」。
モダンで目立つ外観のため、多くの映画で背景になっている。映画「007は二度死ぬ」では、悪役組織・大里化学の本社ビルとして登場し、映画「男はつらいよ」では寅さんの妹・さくらのお見合いシーンに使われている。
特に「007~」では日本が妙な姿で描かれているものの、当時のホテルの雰囲気を楽しめる貴重なフィルムである。
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円盤搭載の名門ホテル 「ホテルニューオータニ Ⅱ」

ホテルニューオータニ10
前回のザ・メインに続き、今回はまずガーデンタワーのモダンを捜し歩いてみる。

ホテルニューオータニ11
すると素晴らしい空間がいきなり現れた。
それがこのエレベーターホールである。

ホテルニューオータニ12
薄暗い空間に浮かぶキラキラ星の照明。
小さな明かりを組み合わせた珍しいデザインだ。

ホテルニューオータニ13
三ツ矢型になった空間にレトロフューチャーな照明。そしてモダンなカーペット。
レトロなのに未来的でもあるこんな美しさに、我々は心打たれるのである。

ホテルニューオータニ15
館内を歩くと、ショッピングエリアがかなり広い事に気付く。

ホテルニューオータニ16
ホテルオークラよりも広い印象で、理容店など珍しい店舗もある。
ホテルの中にサインポール。まるで一つの街である。

ホテルニューオータニ17
低い天井やモダンなカーペット。
その特徴は昭和のゴージャスホテルのそれである。

ホテルニューオータニ18
中には天井に丸みが付けられたこんなエリアも。

ホテルニューオータニ19

ホテルニューオータニ20
そしてやはりホテルの楽しみ、フロアライトの美しさも期待通り。

やはりモダンがたっぷりのホテル内部。
全部紹介してたらキリが無いので、次回はホテルニューオータニが誇る日本庭園を紹介。

続き→
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円盤搭載の名門ホテル 「ホテルニューオータニ Ⅰ」

以前お届けした「ホテルオークラ東京」は、予定通り建替工事のため本館は2015年8月31日をもって閉館し休業。残念ながら芸術的な建物は本当に建て替えられてしまうようだ。
そんなホテルオークラ東京に続き、今回もホテルの「御三家」の一角「ホテルニューオータニ」をお届け。

ホテルニューオータニ01
「ホテルニューオータニ」の開業は1964年(昭和39年)。東京オリンピックを控え、設計図を書きながら建設していくという突貫工事が行われ建物が竣工。
現在「ザ・メイン」と呼ばれる旧館は地上17階・地下3階。3方向に延びる客室の真ん中には、飛び出すように円盤状の最上階が載っかっている。

ホテルニューオータニ02
特にこのシンボルともいえる最上階の回転ラウンジ。直径は45mで東洋一と謳われ、東京タワー等と並ぶ名所となっていた。(今回は入らなかったが、機会があれば紹介したい。)

ホテルニューオータニ03
正面玄関から入ると、まず目に飛び込んできたのがメインラウンジにある世界地図時計。
ホテルオークラでも見られた、インターナショナルな名門ホテルならではの誇りを感じる。

ホテルニューオータニ04
現在ホテルの構造は、ザ・メインとガーデンタワー、そしてガーデンコートの3棟からなり、各棟は通路で繋がっている。

ホテルニューオータニ05
ザ・メインとガーデンタワーを繋ぐ長く真っ直ぐな通路。
華やかなカーペットと大きな半円アーチ窓が目を引く。

ホテルニューオータニ06
そしてニューオータニ自慢の日本庭園を見下ろすガーデンラウンジ。

ホテルニューオータニ07
シャンデリアやインテリアに絶妙に昭和が入った空間。
余裕を持ったスペース、モダンでどこか懐かしいラグジュアリー感。

ホテルニューオータニ08
店に沿うようにあるこちらの大理石の半円形ベンチ。

ホテルニューオータニ09
翡翠色のレトロモダンなベンチは、通路に向かって設置してある。
背後にはガーデンラウンジの大きな絵が見える。

ホテルニューオータニ10
次回はガーデンタワーのモダンを訪ねて。

続き→
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これまた見事な階段コレクション 「国際ビル」

冒険紀行では、美しき階段の数々と出会い、我々すっかり階段マニア....まぁマニアとまではいかずともファンである。
今回も、以前の「パレスサイドビル」と同様に素晴らしい階段コレクションを擁するビルと出会えた。

国際ビル01
それがこちら、「国際ビル」である。1966年 (昭和41年)竣工。
当時、帝国劇場と日本人倶楽部を取り壊して新たに建てたもの。

国際ビル02
「帝国劇場」と共同で建てられたというこのビルは、見事な階段のバリエーションが特徴の建物。

国際ビル03
まずエントランスのメイン階段。大理石の壁に色とりどりのタイル。

国際ビル04
ステンレスの手すりと手すり子装飾がスタイリッシュ。
壁面の彫刻刀で無造作に付けたような模様も斬新。

国際ビル05
階段裏もシルバーに塗られ、丸みが付けられている。

国際ビル06
踊り場にあるオレンジ色のガラス装飾は、内側からの光源で美しく光っている。

国際ビル07
スタイリッシュな階段と合わさって、これはなかなか名階段!

国際ビル08
一方こちら西側入口の方にある階段。

国際ビル09
見どころは踊り場。
1・2階の間は艶のある石とモダンなフォント、ヘリンボーン柄に貼られたタイルがオシャレ。

国際ビル10
他にもバリエーションに富んだ階段が拝める「国際ビル」。
階段に興味が出てきたアナタに、是非オススメのビルである。
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