東京冒険紀行

東京に的を絞った冒険記。失われつつある追憶の風景・ワンダフルな建築物・愛しの公園キャラ・物語る廃墟・入りにくいけどイイ店・御馬鹿スポットから知られざるディープスポットまで...街で見つけた素晴らしいもの面白いものを独自の視点で紹介!!!

 
Category: 23区 > 豊島区  

事件の街からトキワの街へ 「椎名町駅周辺 後編」

前編に続き、椎名町駅周辺を散策。

椎名町駅周辺11
駅周辺にも再開発の手が届いていない椎名町は、古い商店が多く残っている。
こちらは前編で紹介した「すずらん通り」の裏手。

椎名町駅周辺12
何とも昭和な食料品店。
見た目だけでなく、昭和のニオイが漂ってきそうだ。

椎名町駅周辺13
池袋のすぐ近くだとは思えない鄙びた街並。
西武池袋線沿線にも、下町風情が漂っているとは。

椎名町駅周辺14
こちらは元歯科のようだ。
洋風テイストを折衷したモダンさ薫る建築物。

椎名町駅周辺15
文字は所々落ちてしまっているが、右から左に書かれた歯科の文字。
月日を物語る。

椎名町駅周辺16
おや。親近感を覚える名前の店舗が。

椎名町駅周辺17
ここは元々たばこを販売するボックス店舗だったのだろうか。
「たばこ ジュー(ス)」とデカデカ書かれている。

椎名町駅周辺18
角度を変えて見たらビックリ!
こりゃ三角定規よか鋭角な、何たる形状の敷地なんじゃ~。
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事件の街からトキワの街へ 「椎名町駅周辺 前編」

豊島区の椎名町駅。ターミナル駅の一つ、池袋から西武池袋線で一駅。

椎名町駅周辺00
椎名町駅といえば、1948年(昭和23年)に発生した「帝銀事件」。計12人が殺害された毒物殺人事件である。
舞台となった旧帝国銀行椎名町支店は、北口からすぐのこちら「長崎神社」近くにあった。

椎名町駅周辺01
そんな悲惨な事件のイメージも今や抱く人は少ないと思うが、街は近年トキワ荘をプッシュしている。
「トキワ荘」は手塚治虫ら著名な漫画家が居住していた伝説のアパート。
駅にもデカいポスターでPRしている。

椎名町駅周辺02
さて、「トキワ荘」ネタは後に回すとして、今回は駅周辺のディープを散策してみよう。

椎名町駅周辺03
駅前は昭和の風情がたっぷり残っていて、隣の池袋に比べるとだいぶ下町的雰囲気が漂う。

椎名町駅周辺04
中でも「すずらん通り」はかなり昭和臭。

椎名町駅周辺05
アーケード付きの駅前商店街というだけあり、期待通りの昭和な雰囲気。

椎名町駅周辺06
距離は短めだが、入っている店舗も古臭くていい感じ。

椎名町駅周辺07
こちらはレインボーのアーチが眩しい「椎名町サンロード」。

椎名町駅周辺08
大きな「ヘルスクラブ」の文字に一瞬ドキッとするが、こちらはどうやらアッチのヘルスじゃなくて、ヘルシーな健康ランドのようだ。

後編へ→
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ライトの価値ある贈り物 「自由学園明日館 後編」

前編に引き続き「自由学園明日館」。
後編は建物のメインと言えるホールと食堂へ。

自由学園明日館21
「自由学園明日館」の華といえば、やはりこちら中央棟のホールと食堂の空間である。

自由学園明日館22
最大の特徴である、ホールの複雑な幾何学模様の大きな窓。
入り口では光を抑え、ここで一気に光を開放させるドラマチックな演出。

自由学園明日館23
一方の壁面には旧約聖書「出エジプト記」の一節が描かれている。
自由学園創立10周年を記念して描かれたもので、長い間漆喰の下に埋もれていたが、修復工事の際に現在の生徒たちの手で復活させたという。

自由学園明日館24
こちら食堂。外光を巧みに取り込み、バラエティーに富んだ幾何学模様が施されている。
空間からインテリアまで、実際の広さ以上に贅沢な空間である。

自由学園明日館25

自由学園明日館26
珍しいデザインの照明も、ライト自身のデザインの当時モノ。

自由学園明日館27
ホールから見える上階はバルコニーのようになっている。

自由学園明日館28
そちらのスペースにはライト関連の本や作品などを展示。

自由学園明日館29
あら、これはまたオシャレなフロアランプ。

自由学園明日館30
そしてここからホールを望むと、またステキな眺めとなっている。
ここから下のホールに友達を見つけて「おーい」なんて、ここで送る学園生活は楽しいだろうな~。

入口からホール、そして食堂と目まぐるしく変わる、“空間づくりの魔術師”といわれるライトの真骨頂ともいえる建築物。
1997年に国の重要文化財に指定され、見学のみならず結婚式やコンサートなど施設の貸出等も行う動態保存として運営されている。
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ライトの価値ある贈り物 「自由学園明日館 前編」

フランク・ロイド・ライトの建築は残念ながら震災や戦災でそのほとんどが失われているが、こちらは奇跡的に当時のままの姿で残されている。
それが豊島区西池袋にある「自由学園明日館」。
今回は再訪なので詳しい解説は割愛し、前回よりもいい写真といいレポートを...目指して。

自由学園明日館11
フランク・ロイド・ライトと遠藤新による共同設計によって設計された「自由学園明日館」。
1921年(大正10年) に中央棟が完成し、続いて西教室棟・東教室棟、1927年(昭和2年)に講堂が完成し現在の形に。
木造の建物で、ライトが初めて手がけた学校建築でもある。

自由学園明日館12
規律正しく並ぶ列柱と石の床が、学校らしくもありモダンさもある。

自由学園明日館13
幾何学模様が施された入り口。

自由学園明日館14
教室にも窓や壁に模様が施されていて、丸い照明が浮かぶ。
シンプルながらもモダンなデザイン。

自由学園明日館15
この小さな椅子もオシャレだ。

自由学園明日館16

自由学園明日館17
また、窓には様々なバリエーションがある。
ここまでは窓がどれも小ぶりな印象。その理由は後編で後述する。

自由学園明日館18
中央棟の入り口には、扉のみならず天井にも幾何学模様。

自由学園明日館19
特に天井の明かり取り窓は形も模様もスタイリッシュ。

自由学園明日館20
中央棟の入口からすぐ隣には、建物のメインと言えるホールと食堂の空間がある。
そちらは後編にて。

続き→
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推理作家と幻影城 「旧江戸川乱歩邸」

立教大学キャンパス内にある「旧江戸川乱歩邸」。
この度とあるイベントに伴い、特別公開されると言う事で訪問。

旧江戸川乱歩邸01
1934年に立教大学に隣接する住宅に移り住み、70歳で没するまで暮らしたといわれる邸宅。

旧江戸川乱歩邸02
江戸川乱歩の本名は平井太郎。
ちなみにペンネームの江戸川乱歩は、アメリカの作家・エドガー・アラン・ポーに由来するそう。

旧江戸川乱歩邸03
こちら玄関。

旧江戸川乱歩邸04
ここには江戸川乱歩の愛用品が展示されている。
確かにこんな眼鏡をかけた写真、よく見るね。

旧江戸川乱歩邸05
こちらはかるたや手帳などのグッズ。
『怪人二十面相』や『少年探偵団』は、個人的にはこの絵のタッチが記憶に焼きついている。図書館でよく見たなあ。話は大して分かってなかったと思うけど。

旧江戸川乱歩邸06
こちらは1階の応接間。
応接間のインテリアには拘っていて、オーダーメイドの家具も多くあるそう。

旧江戸川乱歩邸07
そしてこちらが大きな見どころ。
豊島区の指定有形文化財となっている土蔵。

旧江戸川乱歩邸08
2階建ての書庫兼書斎の土蔵は「幻影城」と呼ばれている。
内部には入れないのだが、ガラス張りの入り口から覗く事ができる。

旧江戸川乱歩邸09
それにしても凄い本の量。
ざっと2万点近くの資料、蔵書があるそうだ。

旧江戸川乱歩邸10
現代の我々は、得てしてネット検索で物事を知った気になりがち。
でもそんな知識は、果たして本当に知恵として取り入れられているのだろうか。やはり一度、本の世界へ帰るべきなのではないだろうか。
これを見るとそんな気になってしまう。
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