東京冒険紀行

東京に的を絞った冒険記。失われつつある追憶の風景・ワンダフルな建築物・愛しの公園キャラ・物語る廃墟・入りにくいけどイイ店・御馬鹿スポットから知られざるディープスポットまで...街で見つけた素晴らしいもの面白いものを独自の視点で紹介!!!

 
Category: 23区 > 世田谷区  

瀟洒なるアールデコ邸宅 「庭園美術館 後編」

前編に続き、「庭園美術館」の瀟洒な建物内部をお届け。

庭園美術館11
後編最初に紹介するのは次室(つぎのま)。
大広間から大客室へのつなぎの役割を持つ部屋だが、つなぎでは片付けられないとても印象的な部屋だ。

庭園美術館12
何といってもこの「香水塔」が目を引く。
アンリ・ラパンが1932年(昭和7年)にデザインし、国立セーヴル製陶所で製作されたもの。
この「香水塔」は、かつては上部の照明部分に香水を施し、照明の熱で実際に香りを漂わせていたという。

庭園美術館13
朝香宮一家の日常の食事に使用されていたという小食堂。
西洋スタイルの朝香宮邸の中にあって珍しく、全体に和の要素が取り入れられいる。

庭園美術館14
天井は杉の柾板(まさいた)。
照明が味わいあるオリエンタルデザイン。

庭園美術館15
こちらは第一階段。
1階の客間から2階の家族の居室へ通じる階段で、フランスのアール・デコの空間から、日本のアール・デコ空間へ移行する階段という意味合いを持っている。

庭園美術館16
嵌めこみ金物はブロンズ製銀イブシ仕上げ。
二階広間の照明柱、天井照明とともにアール・デコ特有のパターン化された花模様で統一されている。

庭園美術館17
こちらはステンドグラスで装飾された、和風照明。
オシャレな和モダンである。

庭園美術館18
正方形の部屋の四隅に飾り棚を設置することにより室内を円形に仕上げられたこちらは書斎。
絨毯、机、椅子も室内と同様に、アンリ・ラパンによりデザインされている。

庭園美術館19
芝庭や日本庭園が一望できるベランダ。
殿下、妃殿下の居室からのみ出入りできる、ご夫妻専用のベランダで、床の黒と白の大理石で市松模様に敷かれている。

庭園美術館20
あら、これまたオシャレな照明を発見。
色とりどりのガラスがはめ込まれ、カラフルな金平糖みたい。

アールデコ様式の個人住宅は世界中に存在するが、旧朝香宮邸はその中でも質が高く、保全状態も良い。
1993年に東京都の有形文化財に指定され、2015年に国の重要文化財に指定されている。
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