都心に静かな文人の宿 「山の上ホテル 前編」
久しぶりの東京クラシックホテルの紹介。
神田駿河台にあるクラシックホテル「山の上ホテル」。
1936年(昭和11年)、アメリカ出身の建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計により「佐藤新興生活館」として完成。
帝国海軍に徴用、戦後はGHQに接収されて陸軍婦人部隊の宿舎として用いられていたという。
ホテルとしての開業は1954年(昭和29年)、GHQの接収解除を機に創業。
GHQ接収時代にアメリカの女性兵士の間で建物の愛称になっていた「Hilltop」を、「丘の上」でなく敢えて「山の上」と意訳したことがホテル名の起源となった。
さて、それではお邪魔してみましょう。
入り口横には「政府登録 国際観光ホテル」と誇らしげなプレート。
ヴォーリズといえば、日本全国冒険紀行で紹介した「大丸心斎橋店本館」の建築家。
建物はアール・デコ調のクラシカルな内外装を残している。
待合室は黒いソファが置かれ、落ち着いた雰囲気。
何ともエレガントなシャンデリアである。
窓際にはLisa Larson(リサラーソン)のライオンが置かれ、キュートなアクセントに。
後編へ→
神田駿河台にあるクラシックホテル「山の上ホテル」。
1936年(昭和11年)、アメリカ出身の建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計により「佐藤新興生活館」として完成。
帝国海軍に徴用、戦後はGHQに接収されて陸軍婦人部隊の宿舎として用いられていたという。
ホテルとしての開業は1954年(昭和29年)、GHQの接収解除を機に創業。
GHQ接収時代にアメリカの女性兵士の間で建物の愛称になっていた「Hilltop」を、「丘の上」でなく敢えて「山の上」と意訳したことがホテル名の起源となった。
さて、それではお邪魔してみましょう。
入り口横には「政府登録 国際観光ホテル」と誇らしげなプレート。
ヴォーリズといえば、日本全国冒険紀行で紹介した「大丸心斎橋店本館」の建築家。
建物はアール・デコ調のクラシカルな内外装を残している。
待合室は黒いソファが置かれ、落ち着いた雰囲気。
何ともエレガントなシャンデリアである。
窓際にはLisa Larson(リサラーソン)のライオンが置かれ、キュートなアクセントに。
後編へ→
スポンサーサイト