東京冒険紀行

東京に的を絞った冒険記。失われつつある追憶の風景・ワンダフルな建築物・愛しの公園キャラ・物語る廃墟・入りにくいけどイイ店・御馬鹿スポットから知られざるディープスポットまで...街で見つけた素晴らしいもの面白いものを独自の視点で紹介!!!

 
Category: 多摩地域 > 武蔵野市  

闇市由来のシンデレラ 「ハーモニカ横丁」

新宿の「思い出横丁」、立石の「呑んべ横丁」、大井町の「東小路飲食店街」...。
都内に残る闇市に由来する商店街や飲み屋街を見るにつけ、是非もう一度訪れたくなった場所があった。

ハーモニカ横丁11
それが今回の「ハーモニカ横丁」。
吉祥寺の駅前にある名物的存在で、もはや観光地の一つ。闇市由来の商店街としては異例の知名度といえる。

ハーモニカ横丁12
立石等のハードボイルドな光景を見た後だと、観光地としての知名度もあり衝撃度に欠ける気がしていた“闇市由来のシンデレラ”。
改めて見てみると、人気の観光地ながら昔のままの部分も残っていて嬉しくなるのだ。

ハーモニカ横丁13
観光ガイドに載るようになると、入りやすい小ギレイな店が増えたり、通りを整備しすぎたりして雰囲気を台無しにしてしまう改変もある。
そうなると我々のようなリアルレトロを求める者にとっては鼻じらんでしまうが、こちらは雰囲気がよく残っている。

ハーモニカ横丁14
頭上の配管等メカニックな部分がむき出しで、これがまたいいのだ。

ハーモニカ横丁15
「いい横丁は、看板が素晴らしい。」
これは俺の横丁論なんだけど、ここの看板もいいぞ~。

ハーモニカ横丁16
「のれん小路」の看板は上の写真とこちらの2種あるが、どちらも違う良さがあり甲乙つけがたい。

ハーモニカ横丁17
その傍らには「ささの葉」の看板にエビスビールの文字。
その向こうにさがる提灯もたまらん。

ハーモニカ横丁18
「果実 門果」という渋すぎる手書き看板。
こういった、開業当時からあったであろう看板が散見できるのも、ここの魅力。

ハーモニカ横丁19
店舗じゃない側に目をやると、横丁の建物がトタン張りのバラック建てであることが分かる。

ハーモニカ横丁20
通りはどこも人がやっとすれ違えるかという広さ。闇市由来の飲み屋街の共通する部分でもある。
昔は人同士の距離ももっと近かった。袖触れ合うも他生の縁。見ず知らずの他人にもおせっかいを焼いていた。
そんな面倒くさくも温かかった人間の生活を、闇市由来の横丁は思い出させてくれる場所なのかも知れない。

そういえば「ハーモニカ」というネーミングも、ヒッピーやフォークな人々が好む中央線沿線らしい。
駅前で奇跡的に残った闇市由来の横丁は、観光地となった今も風情を保っていた。このテの横丁がちょっと入りにくい人にとっても、「ハーモニカ横丁」は入りやすく入門編としてもオススメだ。
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