東京冒険紀行

東京に的を絞った冒険記。失われつつある追憶の風景・ワンダフルな建築物・愛しの公園キャラ・物語る廃墟・入りにくいけどイイ店・御馬鹿スポットから知られざるディープスポットまで...街で見つけた素晴らしいもの面白いものを独自の視点で紹介!!!

 
Category: 23区 > 葛飾区  

本所東詰のシンボル 「両国回向院」

両国回向院01
1657年(明暦3年)の明暦の大火の焼死者10万8千人を葬うために建立された「両国回向院(えこういん)」。
近くの両国橋は参拝客のために架けられたとの事で、いかに有名な寺であるかがうかがえる。

両国回向院02
入るなり一際目立つ墓を発見。
こちら「力塚」は、昭和11年に歴代相撲年寄の慰霊のため建立された石碑。

両国回向院03
そしてこちらが「石造明暦大火 横死者等供養塔」。
1657年に江戸市中の繁華街を焼いた明暦の大火の焼死者をはじめ、入水者・牢死者・処刑者その他の横死者の供養塔。

両国回向院04
写真中央に見える塔は「馬頭観音堂」は、徳川家綱の愛馬を供養した事に由来。

両国回向院05
境内には他にも「軍用犬・軍馬慰霊碑」や「犬猫供養塔」、「小鳥供養塔」等さまざまな動物の慰霊碑、供養碑がある。

両国回向院06
こちらの供養塔群は、石造海難供養塔をはじめ様々な供養塔が集まっている。

両国回向院07
一番奥には冒険紀行での登場率が高い「水子塚」がある。
1793年(寛政5年)、時の老中松平定信の命によって造立されたもので、水子供養の発祥とされている。
人が近づくと風車がクルクルと静かに回る。

両国回向院08
墓石に“教覺速善居士”と刻まれているこちらは「鼠小僧之墓」。

両国回向院09
処刑は小塚原刑場にて行われ、当院に葬られた。享年36。
手前にある「お前立ち」を削ってお守りにすると、長年捕まらなかった幸運にあやかれるという。

両国回向院10
こちら「猫塚」も小さいながら貴重な文化財。
江戸時代より伝わる話で、猫を可愛がっていた魚屋。生活が困窮していたところ、猫がどこかから二両のお金をくわえて来た。しかしある日、とある商家でお金をくわえ逃げようとした猫が奉公人に殴り殺されてしまう。
それを知った魚屋と商家の主人が猫の恩に感銘を受けて猫を回向院に葬ったという。

動物にまつわる墓や石碑が多い当院。まさか鼠小僧が葬られたのもそういう理由?じゃないよな。
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Comment
 回向院に私も好きです 
というか大きな災害で亡くなられた方の供養を行う所としての
深さを感じますね~動物も大切にして、猫も大切にして
鼠小僧も大切にするなんて。
そういえば南千住の回向院分院には処刑された吉田松陰の
お墓もあったりしますから、民を守るという事なんでしょうね。
訪問された方の多くがあの石を削ってましたね~
お晩です、kshun10さん、今年もお世話になります、
よろしくお願いします。
Re:  回向院に私も好きです 
kozoh55さん、こんばんは。
そうですね。それに南千住の回向院分院に比べると暗さも感じないように思います。
かつて処刑場だったという点は同じでも、かなり性質が違いますし。そういった歴史は時代を経ても雰囲気として残るのかも知れません。

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