東京冒険紀行

東京に的を絞った冒険記。失われつつある追憶の風景・ワンダフルな建築物・愛しの公園キャラ・物語る廃墟・入りにくいけどイイ店・御馬鹿スポットから知られざるディープスポットまで...街で見つけた素晴らしいもの面白いものを独自の視点で紹介!!!

 
Category: 23区 > 豊島区  

明治期の質素な外国人住宅 「雑司が谷旧宣教師館」

雑司が谷にある東京都指定有形文化財の建物。

雑司が谷旧宣教師館01
こちら「雑司が谷旧宣教師館」。1907年(明治40年)にアメリカ人宣教師の ジョン・ムーディー・マッケーレブが自らの居宅として建てたもの。
マッケーレブは、1941年(昭和16年)に帰国するまでの34年間この家で生活していた。

雑司が谷旧宣教師館02
建物は木造総2階建て住宅で、全体のデザインはシングル様式であり、19世紀後半のアメリカ郊外住宅の特色を写した外国人住宅。細部のデザインはカーペンターゴシック様式というらしい。
玄関わきの張り出し窓は、1階は斜めに、2階は直角に変化をつけている。

雑司が谷旧宣教師館03
内部は質素ながらオシャレ感あり。1階・2階とも3部屋がT字型に配置されている。各階3部屋とも暖炉付き。
当時は物凄くオシャレに見えたろうなぁ。

雑司が谷旧宣教師館04
白熱灯のオレンジ色の明かりと、大きな窓から差し込む陽光が、何とも情緒的でロマンティックなムード。

雑司が谷旧宣教師館05
家具が置かれていないせいもあるが、空間的にも余裕を感じる。

雑司が谷旧宣教師館06
南側の広縁はサンルームとしても使え、効果的に明かりを取り込む。

雑司が谷旧宣教師館07
東側には補助階段が付いている。

雑司が谷旧宣教師館08
2階に寝室が2つと書斎と浴室がある。展示されているベッドは、開戦前にアメリカに送られ、後に再び日本に送られてきたそう。

雑司が谷旧宣教師館09
アメリカ風の建物ながら、天井の格子には割り竹が使われている。
もちろん日本で造るんだから建材も日本調達なわけだもんな。でも、かえって和洋折衷がいい味になっている。

雑司が谷旧宣教師館10
豊島区内に現存する最古の近代木造洋風建築であり、東京都内でも数少ない明治期の宣教師館として大変貴重なもの。
冒険紀行で訪れている洋館の中では質素な邸宅だが、比較的庶民派の洋館として見どころが多い。
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Comment
普通の住宅街の中にあるせいか 
目立たせるようなところがないのが、
この建物の美学何でしょうね。
住みたいなあと思ったのを思い出します。
今も外国の方が住んでいてもおかしくないですよね。
探すのに苦労したのを思い出しました。
おばんですkshun10さん、またお邪魔します。
Re: 普通の住宅街の中にあるせいか 
kozoh55さん、おはようございます。
ここ、確かにちょっと探してしまう立地ですね。
雑司が谷霊園の近くで閑静な場所。
質素ながら名作の誉れ高い建物です。

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