自然に返りつつある小学校 「旧下谷小学校」
台東区役所の隣にある、蔦に覆われたかつての小学校。
昭和5年に建てられた区庁舎は新しく建て替えられたが、小学校の方は建物が現存。

こちらが「旧下谷小学校」。1928年(昭和3年)竣工の鉄筋コンクリート3階建て。
このあたりは震災により全焼してしまった地域で、この小学校は所謂震災復興小学校となるそう。校庭は駐車場として利用されている。
向こうに見える高層オフィスビル「ティックスタワーウエノ」との対比が凄い。

平成2年に廃校になったそうで、20年以上この状態でいることになる。


確かに復興小学校と呼ばれる他の学校とデザインにかなり共通性がある。なぜか蔦がからまるのも共通だ。銀座の現役小学校「泰明小学校」も蔦に覆われている。

ただこの鬱蒼と蔦のからまった姿は、横浜の「根岸競馬場跡」のような廃墟美を感じる。
経年により煤けた壁に蔦がからまる建物というのは、心の琴線に触れる。

こちらは体育館と思われる。日のあたり方によって葉の茂り方が違う。
廃校になった小学校の、この寂しさは何だろう。
元気に走り回る子供たちの明るいエネルギーが無くなると、建物自体が自分の役割の終わった事を理解し、自然に返ろうとするものなのかも知れない。
昭和5年に建てられた区庁舎は新しく建て替えられたが、小学校の方は建物が現存。

こちらが「旧下谷小学校」。1928年(昭和3年)竣工の鉄筋コンクリート3階建て。
このあたりは震災により全焼してしまった地域で、この小学校は所謂震災復興小学校となるそう。校庭は駐車場として利用されている。
向こうに見える高層オフィスビル「ティックスタワーウエノ」との対比が凄い。

平成2年に廃校になったそうで、20年以上この状態でいることになる。


確かに復興小学校と呼ばれる他の学校とデザインにかなり共通性がある。なぜか蔦がからまるのも共通だ。銀座の現役小学校「泰明小学校」も蔦に覆われている。

ただこの鬱蒼と蔦のからまった姿は、横浜の「根岸競馬場跡」のような廃墟美を感じる。
経年により煤けた壁に蔦がからまる建物というのは、心の琴線に触れる。

こちらは体育館と思われる。日のあたり方によって葉の茂り方が違う。
廃校になった小学校の、この寂しさは何だろう。
元気に走り回る子供たちの明るいエネルギーが無くなると、建物自体が自分の役割の終わった事を理解し、自然に返ろうとするものなのかも知れない。
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