東京冒険紀行

東京に的を絞った冒険記。失われつつある追憶の風景・ワンダフルな建築物・愛しの公園キャラ・物語る廃墟・入りにくいけどイイ店・御馬鹿スポットから知られざるディープスポットまで...街で見つけた素晴らしいもの面白いものを独自の視点で紹介!!!

 
Category: 23区 > 台東区  

琥珀色の大正ロマン 「愛玉子」

地下鉄根津駅や「谷中霊園」に近い、谷中の「カヤバ珈琲」の向かいあたりにある「愛玉子」。“おーぎょーちぃ”と読む。

愛玉子01

愛玉子02
黄色い看板に見覚えのない漢字の並びが、ちと怪しげ。
愛玉子専門のカフェであるこちらは、昭和9年創業。

愛玉子03
入り口からは店内が見えない。この佇まい、普通は入りにくいよね。
こりゃ冒険隊としては、入るしかない!

愛玉子04
店内は時が止まったかのような、古き良き庶民の食事処といった感じ。

愛玉子05
そこに中華なインテリアも加わって独特の雰囲気を醸し出している。

愛玉子06
創業当時からあったという革張りの椅子も残っている。若き日の池波正太郎や東山魁夷ら巨匠たちが座った椅子が今も残されているとの事なので、おそらくこの椅子の事だろう。

愛玉子07
さて、こちらがその「愛玉子」。愛玉子は台湾の高山植物で、大正時代からオシャレな南国スイーツとして日本でも当時のモボ・モガを中心に人気となった。
寒天にかなり近いが、ボリュームたっぷりで、琥珀色のレモンシロップが懐かしい甘さ。

愛玉子08
こちらは愛玉子にアイスクリームを乗せた「チークリーム」。愛玉子より色気が増す。

愛玉子09
他にも“チー”シリーズは充実しているようだ。ウィスキーにブランデー、ワインまで。

愛玉子10
テーブルにあった愛玉子の果実の写真。栄養もあり台湾では腎臓の妙薬とも言われているとか。

愛玉子を売り物にしてきたというこの店も、戦後に原料が入手困難になり途絶えてしまった。
しばらく店を閉めていたが、昭和54年に復活したそうだ。今や専門店は日本でここだけ。
なんとも大正ロマンをかき立てる、ノスタルジックな琥珀色のデザートである。
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