東京冒険紀行

東京に的を絞った冒険記。失われつつある追憶の風景・ワンダフルな建築物・愛しの公園キャラ・物語る廃墟・入りにくいけどイイ店・御馬鹿スポットから知られざるディープスポットまで...街で見つけた素晴らしいもの面白いものを独自の視点で紹介!!!

 
Category: 23区 > 文京区  

茗荷でいっぱいだったトコ 「茗荷谷駅周辺」

かつて茗荷谷町(現在の小日向の一部)のあたりはその地形の美しさから、“茗渓(めいけい)”という美称でも呼ばれていた。
駅の北側にはアートな美術広場「窪町東公園」、その向こうには東京教育大学(現在の筑波大学)跡地という「教育の森公園」がある。

茗荷谷駅周辺01
このあたりは小日向台という台地があり、坂が多い。
坂には、かつて茗荷でいっぱいだった「茗荷坂」をはじめ「切支丹坂」、「薬罐(やかん)坂」など江戸期からの名称がついている。
坂好きで知られるタモさんことタモリも、きっとお気に入りの場所である。

茗荷谷駅周辺02
茗荷坂のゆるい下り坂を行くと、向こうに妖しい廃墟のような不気味な建物が見える。(写真右奥)
真っ黒に見えるが、見たところ元々黒い建物ってわけじゃなさそう。こちらは後ほど。

茗荷谷駅周辺03
しばられ地蔵のある「林泉寺」からさらに坂を下ったところ。
拓殖大学文京キャンパス正門の正面にある「深光寺」。

茗荷谷駅周辺04
こちらは通りの茂みの向こうからも見える地蔵群。詳細不明。

茗荷谷駅周辺05
この「深光寺」の墓地内には、南総里見八犬伝の作者・滝沢馬琴が眠る事で知られている。

茗荷谷駅周辺06
寺を出た正面には木々が生い茂っているのが見える。先ほど見えた不気味な建物の敷地だ。

茗荷谷駅周辺07
よく見ると、建物に上がる階段があるが、雑草で覆われ荒れ放題となっている。

茗荷谷駅周辺08
“火災発生等により危険なため、敷地への立ち入りを禁じます。”という札。

茗荷谷駅周辺09
見上げると、窓ガラスが割れ、焼けこげたような色の建物が蔦に覆われ不気味に聳えている。

気になって調べてみた。
実はここ、「清華寮」という昭和初期にできた台湾人留学生の学生寮だった建物。
2007年に火災が発生。事故当時、寮には中国人や台湾出身者ら30世帯40人が入居していたが、この火災で当時住んでいた中国人母娘2人が死亡したそうだ。

茗荷谷駅周辺10
入り口にはロープが張られ、長い間放置状態のよう。
この清華寮、もともと国から「不法占拠状態」と主張をうけ明け渡しを求めてられていた物件らしい。
火災で住民全員が焼け出され、それ以後は土地建物が閉鎖されて今に至っている。
ネット上で探すと詳しく書かれたページがあるので、興味のある方はそちらを見て頂きたい。
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Comment
Deepなところですね 
おはようございます。
早速ネットで調べたら、ものすごい状況になっているのですね、清華寮ってところは;;
一人ではとってもは入れそうも無いところで、まさにDeepの一言ですね。
1年間、大変興味深い記事を拝見させていただきありがとうございました。
来年もまたよろしくお願いいたします。
良いお年をお迎えください。
Re: Deepなところですね 
おはようございます。清華寮調べられたんですね。ディープ物件ですよね~。
来年もよろしくお願いいたします。
良いお年を!!

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