東京冒険紀行

東京に的を絞った冒険記。失われつつある追憶の風景・ワンダフルな建築物・愛しの公園キャラ・物語る廃墟・入りにくいけどイイ店・御馬鹿スポットから知られざるディープスポットまで...街で見つけた素晴らしいもの面白いものを独自の視点で紹介!!!

 
Category: 23区 > 荒川区  

かつての地獄の今は静かに 「南千住回向院」「延命寺」

南千住駅から少し歩くと、まず首切地蔵がある「延命寺」が見える。延命寺は南千住回向院の一部であったが、常磐線建設により分断され独立したらしい。

南千住回向院01
その延命寺に入ると...あれ?首切地蔵のとこ台座だけになってる!
南千住回向院02
あ、いたいた。頭とか腕がバラバラになってる。

南千住回向院03
実は先の東日本大震災にて崩れてしまい、修復待ちのようだ。思ったよりでかくて立派な地蔵なので修復が待たれる。普段のお姿はこちらの写真にて。
紹介が遅れたが、この首切地蔵という物々しい名前は名の通り斬首された刑場での刑死者を弔うため建てられた。

南千住回向院04
そして「南千住回向院」。かつて大和田刑場、鈴ヶ森刑場とともに三大刑場といわれた小塚原刑場の跡地。
刑場は1651年に創設。死体は丁寧に埋葬せず申し訳程度に土を被せるくらいだったので夏になると周囲に臭気が充満し、野犬やイタチの類が食い散らかして地獄のような有様だったという(掲示板より)。

南千住回向院07
入り口脇にある、戦後の代表的な誘拐事件「吉展ちゃん事件」の犠牲者供養のため建てられた「吉展地蔵尊(よしのぶじぞうそん)」。

南千住回向院08
こちらは観臓記念碑。刑死者の解剖(腑分け)に蘭学者・杉田玄白らが立ち合ったことを記念し建立。

南千住回向院05
左から鼠小僧次郎吉、片岡直次郎、高橋お伝、腕の喜三郎の墓。
鼠小僧の墓石は「持っていると博打で勝てる」という俗信がある。(後ろに置いてあるのはおそらく前代の墓石。すっかり砕かれてしまっている)また、お伝の墓に参ると三味線が上達するという評判がある。

南千住回向院06
こちらは、一番奥に吉田松陰の墓。よく管理が行き届いていて全体的に綺麗だった。松陰の墓の前にはずらりと規則正しく並んだ墓があるが、こちらは桜田門外の変で大老・井伊直弼を暗殺し刑死した水戸浪士の墓とのこと。

かつて地獄のような有様だった刑場の跡。今ではあまり知られる事も無いが、こちらも幕末にかけての重要な歴史の1ページである。俺は歴史にそれほど詳しくないけど、1つ1つに丁寧に合掌...。
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