東京冒険紀行

東京に的を絞った冒険記。失われつつある追憶の風景・ワンダフルな建築物・愛しの公園キャラ・物語る廃墟・入りにくいけどイイ店・御馬鹿スポットから知られざるディープスポットまで...街で見つけた素晴らしいもの面白いものを独自の視点で紹介!!!

 
Category: 23区 > 台東区  

未完の大物ルネサンス建築 「国際子ども図書館」

上野公園にある「国際子ども図書館」。
1906年、東洋一の図書館を目指して「帝国図書館」として建てられた庁舎を利用している。

国際こども図書館01
建物はルネサンス様式を取り入れた明治期洋風建築の代表作のひとつで、都選定の歴史的建造物に指定されている。
完成は口の字型になるはずだったが、建設期間中に始まった日露戦争による財政難をうけ建設が途中終了。建物側面になるはずの部分のみを残し一応の完成とした。
地下に降りてから入る小さな出入り口は、建設が途中で終了した名残である。

国際こども図書館02
現代的なガラス壁の入口と重厚な建物が対照的。

国際こども図書館03
入口からまっすぐで、間もなく階段が現れる。

国際こども図書館04
贅沢に空間を使った開放感のある階段。

国際こども図書館05
1階から2階まではタイル貼りの手すりで、2階から美しい装飾が現れる。
手すり子のアイアンワーク装飾は期待通り見事。安全面からかガラスで覆われているが、デザインがちゃんと見えるようにしてある。

国際こども図書館06
通路の入口はアーチ型、各部屋の入口はペディメントと角柱で飾られている。

国際こども図書館07
2階の通路。連続するアーチがドラマチック。

国際こども図書館08
こちらは本来外壁になるはずの壁面が内部化された部分。
白い釉薬をかけて焼いた赤煉瓦が積まれ、灰色の石を配したアーチ窓が並んでいる。

国際こども図書館09
高い天井の階段に大きな窓から光を取り込んで、美しい階段スペースを演出。
階段には柱が無く、壁から片持ちで支えている。それによりこの開放感が生まれているのだ。

国際こども図書館10
階段にあるエレガントなシャンデリア。
真鍮製の本体に、獣の骨を砕いて混ぜたガラスシェードが使われているそう。

全体的に重厚な造りに強化ガラスが織り交ぜられ、新旧融合のユニークな仕上がり。統一感があるので、これはこれで印象的な近代建築保存のカタチと言えそうだ。
週2回、見学ツアーも行われていて、建物の特徴、由来に絞って説明してもらえる。
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