東京冒険紀行

東京に的を絞った冒険記。失われつつある追憶の風景・ワンダフルな建築物・愛しの公園キャラ・物語る廃墟・入りにくいけどイイ店・御馬鹿スポットから知られざるディープスポットまで...街で見つけた素晴らしいもの面白いものを独自の視点で紹介!!!

 
Category: 23区 > 杉並区  

思いっきり昭和な喫茶 「コーヒーショップ ポット」

昭和な喫茶がひしめく西荻窪の、これまた思いっきり昭和な喫茶店。
コーヒーショップポット1
こちら1973年創業の「コーヒーショップ ポット」。

コーヒーショップポット2
レンガ風タイルに木製のドア・窓枠など、レトロ感たっぷり。

コーヒーショップポット3
行灯には赤いポットのロゴマークとオリジナルフォント。

コーヒーショップポット4
店内は年季の入った昭和の喫茶店という具合で、味わい深い。
漂うのは当ブログでよく使う“純喫茶の香り”というより、“おじいちゃん家の香り”。

コーヒーショップポット5
こちらが店の看板商品「ポットミックス」。ブレンドと言わずミックスってトコに拘りを感じる。
カップには先ほどの行灯のロゴとは違う、アメコミチックなロゴがあしらわれていた。

かなりご老体のマスターは、渋谷の「TOP」から独立したそうだ。
店名の「POT」もそれに関係していそう。
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Category: 23区 > 世田谷区  

瀟洒なるアールデコ邸宅 「庭園美術館 後編」

前編に続き、「庭園美術館」の瀟洒な建物内部をお届け。

庭園美術館11
後編最初に紹介するのは次室(つぎのま)。
大広間から大客室へのつなぎの役割を持つ部屋だが、つなぎでは片付けられないとても印象的な部屋だ。

庭園美術館12
何といってもこの「香水塔」が目を引く。
アンリ・ラパンが1932年(昭和7年)にデザインし、国立セーヴル製陶所で製作されたもの。
この「香水塔」は、かつては上部の照明部分に香水を施し、照明の熱で実際に香りを漂わせていたという。

庭園美術館13
朝香宮一家の日常の食事に使用されていたという小食堂。
西洋スタイルの朝香宮邸の中にあって珍しく、全体に和の要素が取り入れられいる。

庭園美術館14
天井は杉の柾板(まさいた)。
照明が味わいあるオリエンタルデザイン。

庭園美術館15
こちらは第一階段。
1階の客間から2階の家族の居室へ通じる階段で、フランスのアール・デコの空間から、日本のアール・デコ空間へ移行する階段という意味合いを持っている。

庭園美術館16
嵌めこみ金物はブロンズ製銀イブシ仕上げ。
二階広間の照明柱、天井照明とともにアール・デコ特有のパターン化された花模様で統一されている。

庭園美術館17
こちらはステンドグラスで装飾された、和風照明。
オシャレな和モダンである。

庭園美術館18
正方形の部屋の四隅に飾り棚を設置することにより室内を円形に仕上げられたこちらは書斎。
絨毯、机、椅子も室内と同様に、アンリ・ラパンによりデザインされている。

庭園美術館19
芝庭や日本庭園が一望できるベランダ。
殿下、妃殿下の居室からのみ出入りできる、ご夫妻専用のベランダで、床の黒と白の大理石で市松模様に敷かれている。

庭園美術館20
あら、これまたオシャレな照明を発見。
色とりどりのガラスがはめ込まれ、カラフルな金平糖みたい。

アールデコ様式の個人住宅は世界中に存在するが、旧朝香宮邸はその中でも質が高く、保全状態も良い。
1993年に東京都の有形文化財に指定され、2015年に国の重要文化財に指定されている。
Category: 23区 > 世田谷区  

瀟洒なるアールデコ邸宅 「庭園美術館 前編」

庭園美術館01
港区白金台にある都立美術館、「東京都庭園美術館」。
元は香淳皇后の叔父にあたる朝香宮鳩彦王が皇籍離脱まで暮らした邸宅。

庭園美術館02
本館は鉄筋コンクリート造2階建て。1933年(昭和8年)に完成した。
外観はモダンな印象を漂わせるものの、装飾がほとんど見られない。

庭園美術館03
飾りといえば、玄関ポーチの狛犬くらいか。

庭園美術館04
しかし、内装には当時流行のアールデコ様式の粋を尽くした瀟洒な建物である。
今回は、この瀟洒な建物内部を是非紹介しておきたい(全部紹介してたら膨大な写真になってしまうので、特に気に入ったものに的を絞って紹介しようと思う)。

庭園美術館05
まず、正面玄関から美しい空間が演出されている。
ここにある女神像のガラスレリーフや後述する大客室のシャンデリアなどは、フランスの宝飾デザイナーでガラス工芸家でもあったルネ・ラリックの作品である。

庭園美術館06
床の円形デザインのモザイクタイルも美しい。
主張しすぎない中間色が織り成す、秀麗なアート。

庭園美術館07
また、今回なるだけ紹介したいのが照明。
バラエティー豊かな照明が待っている。

庭園美術館08
階段で使われている赤絨毯も、真っ赤ではボルドー。小豆色といった感じだ。
これも上品だよな。

庭園美術館09
こちら大食堂。
大きく円形を描く張出し窓は、開放的な独特の空間を形作っている。

庭園美術館10
これまた独創的な照明が登場。大客室にあるルネ・ラリックの作品。
ランプ部分が花だろうか。ギザギザ部分も面白い。

後編も、美しい空間の連続をお届け。
続き→
Category: 23区 > 中央区  

銀座の地下のミュージアム 「銀座駅」

銀座は迷いやすい街。1丁目から8丁目まで縦横に細い路地が張り巡らされ、一方通行だらけ。
路地と路地を結ぶ路地裏には行き止まり袋小路も。
銀座駅01
その複雑さは地下鉄「銀座駅」にまで及び、銀座線・丸ノ内線・日比谷線の3路線が乗り入れる銀座駅は、八重洲・有楽町方面にも連絡通路があり、これまた方向感覚が掴みにくい。

銀座駅02
1934年(昭和9年)に松屋と三越の資金提供を受けて開業した当駅。
日比谷線のコンコース通路上にあるのは、東京地下鉄道の創業者・早川徳次の胸像。

銀座駅03
この銀座駅は、こんなミュージアム的な演出が随所で用意されていて楽しいのだ。

銀座駅04
こちらは帝都高速度交通営団(営団地下鉄)が設置したマスコット「マーキュリー像」。
1951年に営団地下鉄によって、この銀座駅入口に設置したのをはじめとして主要駅の入口に設置されたのである。

銀座駅05
現在もいくつかの駅で見ることができるが、駅改築などで数が減ってきている。
何とも気品を感じる高貴なお顔は、銀座の街によく似合っている。

銀座駅06
こちらは「東急プラザ銀座」と地下駐車場あたりの地下通路。
駅の通路とは思えないアーティスティックロード。

銀座駅07
ちなみにこちらは昨年夏ごろ。
柱部分の広告着替も、このエリアの楽しみ。

銀座駅08
そして銀座駅ミュージアムのクライマックスといえるのが、このステンドグラス作品「楽園」。
メインカラーの鮮やかな赤が印象的。

銀座駅09
この「楽園」を中心に、芸術空間「銀座のオアシス」が形成されている。
よく見ると、床面にも水の流れを表現しているのが分かる。

銀座駅10
光と音でも演出がなされ、「銀座のオアシス」前ではしばしばイベントが催されている。
Category: 23区 > 渋谷区  

来たい人だけ来ればいい 「名曲喫茶ライオン」

渋谷に残る昭和レトロは、近年急速に失われてきている。
特に「道玄坂看板建築」など、戦後の渋谷の面影が消え行く昨今。

名曲喫茶ライオン1
そんな中で古き渋谷の面影はポツリポツリと残っている。
渋谷駅から徒歩10分ほど。歓楽街の路地にある、こちら「名曲喫茶ライオン」。

名曲喫茶ライオン2
名曲喫茶と歌っているだけあり、店内はクラシックが大音量で流れている。

名曲喫茶ライオン3
1926年(昭和元年)創業。
初代店長が外装・内装全てのデザインを自ら手がけた。

名曲喫茶ライオン4
戦災で全焼してしまったものの、戦後になって同様のデザインで再建したという。
窓の形や装飾には、看板建築でも見られる当時のモダンさが見て取れる。

名曲喫茶ライオン5
クラシック音楽好きの憩いの場ということで、音響に関してストイックなまでの拘りを持っている。

店内は残念ながら撮影禁止なので、文章レポートのみ。
店内はコーヒーの香りというより、古い純喫茶らしい香り(どんな?って言わずもがなですな)。
ほぼ全ての椅子がスピーカーに向かって配されていて、まるで教会のようなムード。
基本は会話もNGで、もちろん携帯電話の会話もNG。
少しでも音楽に邪魔になるようならヒソヒソ声の会話でも注意されていた。
中央線沿いの「名曲ネルケン」や「ヴィオロン」などとは違う、独特の世界を形成している。
02-2018
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