東京冒険紀行

東京に的を絞った冒険記。失われつつある追憶の風景・ワンダフルな建築物・愛しの公園キャラ・物語る廃墟・入りにくいけどイイ店・御馬鹿スポットから知られざるディープスポットまで...街で見つけた素晴らしいもの面白いものを独自の視点で紹介!!!

 
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元砲兵工廠の下町 「十条駅周辺 後編」

前編に続き十条駅周辺。

少し十条駅についても触れておくと、
十条駅周辺11
実は十条駅のホームは両端の踏切に挟まれていて、この両側の踏切はホームと近接しているため、保安上「通過禁止駅」に指定されていて全ての電車が停車する。慢性的に混雑している埼京線の車両数を増やせない一つの原因だそうだ。
通勤客の輸送状況に、昔のままのこの踏切がネックとなっているわけだ。

十条駅周辺12
駅周辺のレトロ店舗。

十条駅周辺13
十条のこんな所に天国があったとは。

十条駅周辺14
街中にあったこれ、まさか当時モノ?

十条駅周辺15
前回もふれたとおり、戦前から市街地として栄えていた十条は、道幅や建物は今もそのままの部分が多い。
駅のホームから道の向こうに手が届きそうな距離。

十条駅周辺16
こちら最初の踏切の道に戻り、「十条中央商店街」へ。

十条駅周辺17
街を歩くと、やけに外国人とすれ違う。駅の周りに溜まっていたり、随分インターナショナルな街になってきている印象。
この商店街には、パレスチナ料理なんてレアな店舗が。

十条駅周辺18
「十条中央商店街」には、演芸場通り商店街という別名がある。

十条駅周辺19
その理由は昔の名残なんかじゃないぞ。
東京都内では2館だけとなった、大衆演劇専用小劇場といわれる「篠原演芸場」があるのだ。

十条駅周辺20
都内に残るもう1館は浅草とのコト。
浅草は観光客も多いし街の雰囲気的にも残るべくして残った感はあるけど、ここ十条に演芸場が残ってるなんて。奇跡的だね~。

かつて東京砲兵工廠が発送・到着する貨物を取り扱っていた十条駅。
現在は昔の名残を多く残しつつも、一方で外国人が急増中。また全盛期には中級部と高級部を併せて3,000名を超す生徒数のマンモス校だったという「東京朝鮮中高級学校」もあり、インターナショナルな街へと変貌を遂げている。
こんなに面白い街だったとは。また行かなきゃな。
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元砲兵工廠の下町 「十条駅周辺 前編」

前回の「十条銀座」に続き、今回は十条駅周辺。

十条駅周辺01
十条銀座を抜けると、「富士見銀座」という商店街が続いている。

十条駅周辺02
こちらは十条銀座と比べ人通りも減り、道行く人も駅への通り道として利用する人が多いよう。
通りはシャッター街と化していて、下町っぽい風景が続く。

十条駅周辺03
大きなぬいぐるみが迎える「まちなか工房」。
入り口に公明党のポスターが貼られ、これも下町ならではの風景といった感じ。

十条駅周辺04
さらに商店街を抜けて進むと、時が止まったような店を発見。

十条駅周辺05
「日輪観光社」と書かれたこちら。
手書きの看板が素晴らしく、まるで映画「男はつらいよ」の頃の世界である。

十条駅周辺06
街を歩くと、十条銀座以外のところに真の十条の姿を垣間見られる気がしてきた。
こちらは十条銀座から一本外れた「プチロード」。

十条駅周辺07
道幅は人がやっとすれ違えるような箇所も多く、火災の時も当然消防車は入れない。
消防隊進入路という看板も、これまた下町ならでは。

十条駅周辺08
消火用の井戸や貯水槽などもあり。

十条駅周辺09
店舗も魅力溢れるレトロ食堂やレトロ喫茶の佇まい。

十条駅周辺10
この酒屋なんか、おそらく戦前建築だろうな。

十条は、戦前から市街地として栄えていたそうで、道幅や建物は今もそのままの部分が多い。
次回は、駅の周りと街に残るレアな風景を紹介。
続き→
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東京三大銀座の一つ 「十条銀座」

今回は久々の駅周辺シリーズ。このシリーズは、基本的にノープランで歩き続けるため、つぶしが利かず収穫無しで帰るなんて事もあるリスキーな企画。
ただ発見のある時は喜びもひとしおな訳で、冒険紀行としては原点でもあり、止められない止まらない企画である。

十条銀座01
そんな久々の駅として選んだのはJR埼京線「十条駅」。
初代の駅が開業したのは、なんと1905年(明治38年)。東京砲兵工廠があったことに由来し、早くから街が形成された場所でもある。

十条銀座02
そんな十条駅の周辺は、昔ながらの下町風情が漂っていて再開発の話も最近までほとんど無かった。
しかし近年再開発事業が都市計画決定されており、37階建超高層マンションが2021年(平成33年)6月に竣工予定となっている。
駅前はそんな再開発計画に反対する幟やポスターが掲げられている。

十条銀座03
北口ロータリーから伸びる商店街「十条銀座」。
品川の「戸越銀座」、江東区の「砂町銀座」と並んで東京三大銀座の一つといわれている。
駅周辺といっても、まずはこちらを紹介しなきゃね。

十条銀座04
商店街はアーケード付きで、住民にも大人気。
自転車はおりましょうみたいな横断幕が掲げられているが、時折スピード出した自転車が通る。
マナーが若干悪いか。

十条銀座05
人気の商店街の中にあって、行列が出来る人気店「鳥大」。

十条銀座06
鶏料理中心の70種類の惣菜が並びどれも下町価格。
名物は一日1万個売れるという、1個10円のチキンボール。一人20~30個の購入も当たり前。

十条銀座07
我々もチキンボールを買っていたら、何やら背後からバシャ!バシャ!という音。
振り返ると、羽毛をもがれ水洗いされた鶏の骸が1羽ずつカゴに投げ落とされていた。

十条銀座08
その隣には、食う鳥じゃなく飼う鳥の店「関和鳥獣店」。
かわいい声がピヨピヨ。十条の人は鳥が好きなんだね。

十条銀座09
こちらも人気の「みどりや」。
十条銀座の激安ファッションのパイオニアとされている店である。

十条銀座10
商品には権利クリアが難しそうな、夢の国のネズミやピーナッツ的なタレ耳ワンちゃん等、有名キャラの商品も多数並んでいる。

楽しい十条銀座を見たところで、次回は下町全開の町の様子を見てみよう。
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団地ブームの栄華衰退 「都営桐ヶ丘団地 後編」

前編に引き続き、後編では団地のコア部分へ。

都営桐ヶ丘団地11
こちらが団地の中央車通り側に位置する「桐ヶ丘中央商店街」。

都営桐ヶ丘団地12
哀愁漂うBGMが流れ、まさに昭和の団地ブームあたりから時が止まったかのような空間が広がっている。

都営桐ヶ丘団地13
団地マニア垂涎のみならず、昭和ファンが心躍らせるサムシングが。

都営桐ヶ丘団地14
幾つかの店舗は現役で頑張っているが、ほとんどは撤退してシャッターを下ろしている。

都営桐ヶ丘団地15
住人もほとんどが高齢者なので、やはり存続は厳しい。

都営桐ヶ丘団地16
現役でやっている店といっても、シャッターが開いているだけでやっているのかも分からない店もある。

都営桐ヶ丘団地17
こちらも一応店は開けているが、商品は埃をかぶったまま放置されている。

都営桐ヶ丘団地18
華やかだった頃の記憶を懐かしむような、切ないBGMが心に染み過ぎるんだが...(泣)
まさに団地ブームの栄華衰退を見る思いだ。

都営桐ヶ丘団地19
ビリビリに破れたままの庇。
シャッターを下ろした店ばかりの商店街。

都営桐ヶ丘団地20
カラフルで楽しげな店や看板も、色褪せ草臥れている。
華やかな頃があったからこそ、ここまで哀愁が漂うのかも知れない。

ちなみに桐ヶ丘団地の地域には鉄道駅が無い。
赤羽駅や板橋区のいくつかの駅が徒歩圏内ではあるが、それぞれ20分ほどかかる。
都心の喧騒から隔絶された「都営桐ヶ丘団地」は、やはり住人の多くを占める高齢者にとって厳しい距離。よほど用事が無い限りは団地を出ないんじゃないだろうか。
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団地ブームの栄華衰退 「都営桐ヶ丘団地 前編」

今回は、団地マニアの聖地の一つとしても有名な「都営桐ヶ丘団地」の冒険。

都営桐ヶ丘団地01
「都営桐ヶ丘団地」は、旧陸軍関連施設跡に1957年~1975年にかけて建設された。
北区の桐ヶ丘は、そのほとんどに都営住宅が建設されていて「マンモス団地」の様相を呈している。

都営桐ヶ丘団地02
「都営桐ヶ丘団地」と呼ばれる地帯の一部である「桐ヶ丘アパート」の地図。
敷地内には公園や商店街の他、体育館や小学校などもある。これも大きな団地の特徴だが、現在の小学校の児童数なんかいか程だろうか。

都営桐ヶ丘団地03
車通り沿いには商店が並んでいる。

都営桐ヶ丘団地04
万国旗が静かに揺れる中、ほとんどの店舗はその役割を終え、幾つかの店舗だけが細々と営業を続けている。

都営桐ヶ丘団地05

都営桐ヶ丘団地06
中華料理屋や喫茶店など、飲食店は営業しているようだ。
しかし車通りから一本入ったところだし、団地住民以外に需要はあるのだろうか。

都営桐ヶ丘団地07
団地には大きな公園がある。こちら団地のド真ん中にある「桐ヶ丘中央公園」。
しかし、高齢者が散歩していたり、路上生活者がベンチに座っていたり。
しばらく休息しながら観察していたが、子供達の明るい声が響く事は無かった。

都営桐ヶ丘団地08
唯一のボックス型のポイントハウスで、14階建てのE47号館。
ちょっと変わったビジュアルで、隣の背の高い給水塔と並び団地内では特別感がある。

都営桐ヶ丘団地09
14階建てのE47号館以外は、全てが5階建て以下。
当然ながらエレベーターは無い。

都営桐ヶ丘団地10
後編では、団地のコア部分「桐ヶ丘中央商店街」へ。

続き→
07-2017
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