東京冒険紀行

東京に的を絞った冒険記。失われつつある追憶の風景・ワンダフルな建築物・愛しの公園キャラ・物語る廃墟・入りにくいけどイイ店・御馬鹿スポットから知られざるディープスポットまで...街で見つけた素晴らしいもの面白いものを独自の視点で紹介!!!

 
Category: 多摩地域 > 西多摩郡  

奥多摩の廃線跡 「水根貨物線 後編」

前編に引き続き「水根貨物線」。
水根貨物線11
トンネル内部は紹介したが、今回は外のレール跡へ。

水根貨物線12
右はダムへ向かう「奥多摩むかし道」のトレッキングコース。
そこからも廃線跡が眺められる位置関係にある。

水根貨物線13
木々が生い茂り、自然に還りつつある廃線跡。
これはこれで退廃的な美しさもある。

水根貨物線14
映画『スタンド・バイ・ミー』よろしく、レールを辿って廃線跡を歩いてみる。
すると、ふと足下の不安定さに違和感...。

水根貨物線15
何と!
ここには敷石どころか地面が無く、レール以外は朽ちた木製の骨組みしか無いのだ。

水根貨物線16
隙間から見えるのは、奈落の崖である。
訪れる際は細心の注意が必要。

今回紹介したトンネルも、奈落の廃線跡も、奥多摩公認のトレッキングコースのエリア外。
トンネルには水が滴り落ち蛇も出る。奈落の崖下に落下する危険も有り。
絵的にソソる冒険スポットだが、訪れる際は自己責任となるエリアであることを踏まえておきたい。
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奥多摩の廃線跡 「水根貨物線 前編」

奥多摩駅から徒歩15分ほど。
水根貨物線01
奥多摩湖方面に向かう「むかしみち」という案内板が現れる。

水根貨物線02
神社や地蔵尊、吊り橋や古民家など、奥多摩の「むかし」を味わえる「奥多摩むかし道」というトレッキングコースだが、もちろん我々の目的はそれではない。

水根貨物線03
目的は途中コースから少し外れた所にある。
木々の向こうから冷気を帯びた風が吹き、向こうに大きな穴がポッカリ口を開けている。

水根貨物線04
気が付くと足下にはレールが。
そうこちらは「水根貨物線」。小河内ダムの建設用資材輸送用の貨物線。その遺構が残っているのだ。

水根貨物線05
調べによると1952年(昭和27年)に開通し、1957年(昭和32年)まで運行していたという水根貨物線。
運行期間はわずか5年半のみだが、ダムの完成に重要な役割を果たした鉄道路線だ。

水根貨物線06
むかし道付近の「第三氷川トンネル」。
まずはこっちに入ってみよう。

水根貨物線07
トンネルの入り口付近から赤っぽく塗られているのが分かる。
かつては全体が赤く塗装されていたのだろうか。

水根貨物線08
中へ進んでいくと暗い。内部に照明器具は一切無いため、前と後ろの出口以外は真っ暗だ。
その上、冷気を帯びた空気と、壁面には水が滴っている。時折背中や頭にピチョン、ピチョン。
端の方に目をやると、デカイ蛇がウニョウニョと隙間に入っていった。

水根貨物線09
ズンズンと進んでいくと、真っ暗な空間に眩しいほどの光明。
そしてそこから来る暖かな緩い風。

水根貨物線10
光は外の緑を反射して、濡れた真っ暗なトンネルをキラキラと緑色に輝かせる。
これは美しい...。

後編では、外の廃線跡へ。
続き→
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廃線跡へのプロローグ 「奥多摩駅周辺」

今回は奥多摩駅周辺。
奥多摩駅周辺01
実は以前にも「奥多摩駅周辺」として記事を書いているが、その時は、「奥多摩工業氷川工場」のプロローグとして駅から見える工場を中心に紹介したものだった。

奥多摩駅周辺02
今回は時間もあったので、ちゃんと駅周辺を歩いてみた。
まず現れるのは、山登り観光客が思わず懐かしがるような、リアルなレトロ街並。

奥多摩駅周辺03
土産物屋に食堂。
都内にいながら旅情を感じる駅前風景が見られる。

奥多摩駅周辺04
少し離れてみると、駅周辺は本当に山に囲まれていることが分かる。
中央あたりに見えるのが奥多摩工業氷川工場である。

奥多摩駅周辺05
このあたりも、昔の日本がそのまま残っているような箇所がある。

奥多摩駅周辺06
車通りは時折バカデカい音を立てて走るツーリング連中が長閑さを掻き消すが、街並は昔のままで喜ばしい。

奥多摩駅周辺07
昭和的な建物もあるが、

奥多摩駅周辺08
もっと以前からあるような商家や蔵なども点在している。

奥多摩駅周辺09
こちらは現役の薬局で、素敵なネーミングの「回春堂薬局」。
回春なんて言葉を聴くと、都内で働くサラリーマンたちはあらぬ事を想像しがちだが、そもそもは若返りの意味である。

奥多摩駅周辺10
なかなか味のある商店建築が続くが、ここから我々は道を外れ、廃線跡へと向かうことにする。
続き→
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メカニカル要塞の奥に 「奥多摩工業氷川工場 Ⅳ」

以前お届けした、ディストピアSFを思わせる、クールで刺激的な「奥多摩工業」のその続き。
冒険メンバーが後日一人で再訪した際、その先があったというので、このたび正式に再訪。

奥多摩工業氷川工場31
もちろん今回も公道からプラントの迫力ある写真、細かなディテール等を撮ったが、前回の初訪問時に興奮しながら撮った写真を尊重したいのでここは割愛し(興味ある方は是非前回の記事も→)、今回はその先からレポートすることにした。

奥多摩工業氷川工場32
前回行ったその先。
道は細くなり、左側は急勾配。山道を行くことになる。

奥多摩工業氷川工場33
しばらく歩くと、工場の物と思われる様々な物が置かれている場所に出た。

奥多摩工業氷川工場34
いや置かれているというより、転がしてある感じだ。
一応言っておくと、工場内に進入したわけじゃないですよ。公道ですよ一応。

奥多摩工業氷川工場35
さらに先へ行くと...
おぉ何か見えてきた。

奥多摩工業氷川工場36
角度を変えて見ると、鉄橋であることが分かる。
山の谷間には沢が流れ、向こうの山まで鉄橋がレールを渡している。

奥多摩工業氷川工場37
さらに近づくと、レールに乗っているのは、何とトロッコである。

奥多摩工業氷川工場38
トロッコには石灰石が積まれていて、トロッコ自体はケーブルで繋がっているようだ。

奥多摩工業氷川工場39
こちらから見て左レールのトロッコは石灰石が積まれ、右側は空のトロッコ。
左が行きで、右が帰りなんだな。

思わず東京冒険紀行であることを忘れる、メカニカル要塞の先の山中冒険。
それにしても、まさかトロッコにお目にかかるとは思わなかった。
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山林のメカニカル要塞 「奥多摩工業氷川工場 Ⅲ」

に続き、「奥多摩工業」の氷川工場。
ラストとなる今回は工場の奥へ。

奥多摩工業氷川工場21
この辺りが、工場が見える最も奥のエリアと思われる。

奥多摩工業氷川工場22
石灰石を運ぶ長いベルトコンベアが複数並んでいる。

奥多摩工業氷川工場23
その向こう、一際大きな音を立てている機械。
石を砕いているのか。はたまた大きなエンジン部なのか。とにかく迫力満点。

奥多摩工業氷川工場24
スチームパンクか、はたまた核戦争後の世紀末か。

奥多摩工業氷川工場25
映画「ブレードランナー」のような、ディストピアエッセンスを感じる。
興奮を禁じえない。

奥多摩工業氷川工場26
全体的にグレーもしくは煤けたシルバーのような色調がメイン。

奥多摩工業氷川工場27
そんなシンプルな色調が、何気ない箇所もクールに見せる。

奥多摩工業氷川工場28
まるで生き物のように不気味にうねる箇所。

奥多摩工業氷川工場29
頭上に張り巡らされた大きな配管。
工場のほんの一部が、このスケール。

奥多摩工業氷川工場30
山肌を覆いつくす、灰色の要塞。
そしてディストピアSFを思わせる、クールで刺激的な世界。
我々、久しぶりに興奮してしまった。

首都圏外郭放水路」や「大谷石地下採掘場跡」など、主に「日本全国冒険紀行」で楽しんでいるファンタスティックな神殿・要塞スポット。
こういった冒険らしい冒険は、やっぱり都心にはなかなか無い。
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