東京冒険紀行

東京に的を絞った冒険記。失われつつある追憶の風景・ワンダフルな建築物・愛しの公園キャラ・物語る廃墟・入りにくいけどイイ店・御馬鹿スポットから知られざるディープスポットまで...街で見つけた素晴らしいもの面白いものを独自の視点で紹介!!!

 
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肌寒い船隊団地の今 「高島平団地 後編」

前編に引き続き、有名なあの「高島平団地」を歩く。

高島平団地11
以前「河原町団地」でも紹介したツインコリダー。ここ高島平団地でも用いられている。
医療センターや集会所が入る「2-32-2」棟。

高島平団地12
建築について詳しいわけではない我々だが、そんな我々にとってツインコリダーの魅力は何といってもそのヴィジュアル。

高島平団地13
こちらも落下防止用の金網が張られているが、様々な角度から非現実的な美しさを見せてくれる。

高島平団地14

高島平団地15
この棟からの駅側の眺望は見事。

高島平団地16
団地内にはプールもある。水かさは大人の膝までもないような浅い子ども用プールだ。

高島平団地17
いくつかある団地内の公園の中でも一番人気の「お山の広場」は、現在も子どもたちの楽しげな声が響いている。
高齢化著しい団地において、これは非常に明るい要素である。

高島平団地18
こちら「中央商店街」も思ったより活気がある。
周辺に大きな買い物スポットが無いため、団地住民以外も多く集まるようだ。

高島平団地19
入ってる店は昭和臭が漂うような店だが、シャッター街になっていないのは嬉しい。

高島平団地20
全国の、特に都内の団地の例に漏れず、ここ「高島平団地」も高齢化は進んではいる。
ただ現在は外国人入居者の増加や、若年層世帯の獲得に向けたリノベーションも進められているので、船隊団地「高島平団地」は活気ある往年の賑わいを取り戻すような可能性も感じられた。
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肌寒い船隊団地の今 「高島平団地 前編」

今回は団地の中でも有名な「高島平団地」。あの有名な高島平団地である。
高島平団地への入居開始は1972年(昭和47年)から。それまで一面の田んぼであり長らく「徳丸ヶ原」と呼ばれていた農作地は、団地のみで2万人以上、高島平全域で5万人の人口を抱える一大住宅都市となった。

高島平団地01
高島平駅からも見えるその威容。まるで巨大な戦艦の船隊。
総戸数は10,170戸。団地内には図書館・警察署・消防署(出張所)・役所(板橋区役所高島平出張所)・病院などが順次整備された。ただ90年代をピークに人口は下降の一途。いくつかの小学校は統合・廃校となり、高齢化問題が表面化している。

高島平団地02
団地が完成した70年代には、まだまだ高層建造物が珍しかったため、投身自殺にこの地を選ぶ人が続いた。
数は1980年(昭和55年)には133人に達し、いつの間にか「自殺の名所」として有名になってしまったわけである。

高島平団地04
現在においても3階以上の廊下や階段などにはフェンスが設置されていて、実質投身自殺は出来なくなっている。

高島平団地05
こちらは団地の形状としてかなり珍しいV字型の「2-30-1」棟。
まるで軍事施設とか拘置所とか、そんな佇まい。

高島平団地06
これまた独特な美しさを見せてくれる。

高島平団地07
内部のヴィジュアル。
V字の付け根部分に立つと左右に長い廊下が続いていて、綾瀬の「東京拘置所」のそれを髣髴させる。

高島平団地09
廊下にはびっしりとフェンスが設置され、やはり牢獄のようにも見える。

高島平団地08
フェンスは無彩色のフラワーデザイン。自ら命を絶った人々への餞(はなむけ)...なんて意味も含まれているのだろうか。

高島平団地10
当初は団地の冒険で、こんな近未来的なヴィジュアルの良さを求めていたわけではなかったが。
河原町団地」同様、冒険してみて感じた新たな魅力である。

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幻惑の異空間・陸 「ルボア平喜・西台」

さて、またまた行ってまいりました梵寿綱シリーズ。

ルボア平喜西台01
今回は高島平にある「ルボア平喜」。東池袋にある「ルボア平喜」と区別するため「ルボア平喜・西台」とする。
1977年(昭和52年)竣工の鉄骨鉄筋11階建マンション。
作品名として「秘羅禧・鎮守の杜」と名づけられ、梵寿綱作品としてはパッと見普通っぽい建物。

ルボア平喜西台02
しかしよく目を凝らすと、あるぞあるぞ。その特異な世界観が。
せり出した1階店舗部分の上には、挨拶代わりの親指。

ルボア平喜西台03
そして側面の壁には緑色の部分にビッシリと壁画が描かれている。
花や植物、動物が描かれていて、楽園のような世界に思える。

ルボア平喜西台09
伊東忠太の作品もそうだが、梵寿綱作品の楽しみの一つ、キャラ探し。
ここにもいました。口から水を吐き出す魚かはたまた魚人。

ルボア平喜西台04
今回は内部にどんな驚きを用意してくれているのか。期待をこめて少し覗かせてもらおう。

ルボア平喜西台05
入口の上には「秘羅禧 梵」の文字。

ルボア平喜西台06
鉄製の扉は、やはり楽園の入口といった感じのデザイン。
丸い部分は鈍く輝く鏡になっている。

ルボア平喜西台07
そして円形の入口エントランスは2階まで吹き抜けになっていて、教会を思わせるステンドグラス。
独特なデザインの大きな照明がぶら下がっている。

ルボア平喜西台08
奥行きがあるなぁと眺めていると、向こうから人が見ている...!あ、なんだ鏡か。
これはおそらく意図的な仕掛けだよな。

ルボア平喜西台10
随所に装飾が散りばめられているが、ほぼ外観とエントランスに集中し、比較的控えめな印象。

この建物の完成から2年後、東池袋にある名作「斐醴祈・賢者の石(ルボワ平喜)」へと繋がる経緯は興味深い。あのおどろおどろしさは、これ以降の作品で徐々に激しくなっていったんだな。
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ウネウネ大きなヘビ公園 「蓮根川緑道」

公園好きのみなさん、お待っとさんでした!
単独で採り上げるのは久々の公園ネタ、今回は板橋区蓮根にある大型(正確には長型)遊具の紹介。

ヘビ公園1
こちら細長い敷地を持つ「蓮根川緑道」。元々はその名の通りここを流れていた蓮根川を緑地化した土地だそう。

ヘビ公園2
ここの通称は「へび公園」。細長い敷地のその名の由来は地図の中央にある青で記された遊具。

ヘビ公園3
そう、一見ミミズのお化けのようにも見える大型ヘビの遊具である。

ヘビ公園4
太く長い胴体をうねうねとさせ、全長は10mくらいあるだろうか。

ヘビ公園5
大人でも乗れるサイズの大蛇2匹が向かい合う形。

ヘビ公園6
一応可愛くされていると思しき顔が向かい合い、微笑み合っているのか威嚇しあっているのか。
どう?かわいい?

ヘビ公園7
跨ってみた画は、どうも既視感がある。どっかで見たぞこの画...。
坊や~良い子だねんねしな~♪ い~まも昔も変わりなく~♪

なぜヘビなのか、その由来は不明だが、白いヘビは縁起がいいとされているからね。
明らかに遊具にしにくいヘビを遊具にした「ヘビ公園」のチャレンジ精神に拍手。
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東京大仏と仲間達 「乗蓮寺」

乗蓮寺(じょうれんじ)は、東京都板橋区赤塚にある寺院。
この寺院のメインはなんといっても東京大仏。
昭和52年、かつて東京を襲った関東大震災や東京大空襲など、悲惨な震災や戦災が再び起きないよう願いを込め建立された。
乗蓮寺1
青銅製の鋳造大仏では、奈良・鎌倉に次ぐ日本で3番目の大きさを誇るそうだ。

その他にも天保飢饉供養塔などがあった。江戸末期に起こった大飢饉で、板橋宿において死んだ人々を埋葬・供養した際に建立された供養塔だ。初めて訪れたが、意外にもたくさんの人を供養している場所であった。

乗蓮寺2
また他にも複数のユーモラスな石像があり、これまた見所となっている。地獄の番人の独りでもある「奪衣婆」や足の病気にご利益あるらしい「鉄拐仙人」、メンバーからしきりに「よく拝んでおきな」といわれた「智恵(知恵)の神様」...。
ほかにも七福神や金ピカの仏像があり見逃したものもあるかもしれない。

乗蓮寺3
ただ、一番気に入ったのは「何でも耐える がまんの鬼」である。鬼には珍しくやられる側であり、ちょっと苦しそうでありながら愛嬌のある顔をしている。

カメラを持っていなかったのでオンボロ携帯での画像なのが悔やまれる。
是非また訪れて、綺麗な画像でお届けしたい。
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