東京冒険紀行

東京に的を絞った冒険記。失われつつある追憶の風景・ワンダフルな建築物・愛しの公園キャラ・物語る廃墟・入りにくいけどイイ店・御馬鹿スポットから知られざるディープスポットまで...街で見つけた素晴らしいもの面白いものを独自の視点で紹介!!!

 
Category: 23区 > 板橋区  

ひょっこりトライアングル 「大山・三角地帯」

前回の「ハッピーロード大山」の一角。
大山三角地帯01
ラーメン屋とお茶屋の間に、奥へと続く小路がある。

大山三角地帯02
ここを入ると、闇市風情のエリアが現れる。

大山三角地帯03
商店街からの入り口は、どうやら2つあるようだ。

大山三角地帯04
そして奥へ行くにしたがって、奇妙に狭くなっていき、三角形のエリアを形成している。
特に名前は無いようなので、我々は三軒茶屋の三角地帯に習い、「大山・三角地帯」と呼ぶことにする。

大山三角地帯05
ここまで来ると、人同士がすれ違うのもやっとの道幅になっているのが分かる。
このエリアは完全に飲み屋街で、戦後のドサクサ感が漂う。

大山三角地帯06
一番細い路地部分で振り返ると、何とも俺好みな風情。

大山三角地帯07
ここで三角地帯は終わり。エリアの規模としては三軒茶屋に及ばないが、なかなかのレベルである。
それにしても、店の名前がいちいち渋茶ですなぁ。

大山三角地帯08
最後に線路からなの眺め。
大山駅のホームからも見えるそのエリアは、明らかに前時代の物であることが判別できる。
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幸せの激アツストリート 「ハッピーロード大山」

板橋区大山町。
ハッピーロード大山01
丁目の設定がない単独町名である。

ハッピーロード大山02
今回は南口にある「ハッピーロード大山」を紹介。
1977年(昭和52年)に2つの商店街が合併する形で誕生したこの商店街。常に多くの人々が行き交い、1日の通行人は2万人を超えるという。

ハッピーロード大山03
アーケードの延長は560m。
大山駅と川越街道を結んでいる。

ハッピーロード大山04
気になるのはパチンコ屋の多さ。

ハッピーロード大山05
ジョイフル三の輪」や「十条銀座」の様に、魅力的な総菜屋や純喫茶等を期待していたのだが。
大型パチンコ屋が幅を利かせた街並みは、我々にとっては陳腐で魅力を見いだせない。

ハッピーロード大山06
そんな中でもレトロ店舗は点在し、ホッと一安心。

ハッピーロード大山07
長らく商店街の歴史とともに歩んできたような店舗が、まだまだ残っている。

ハッピーロード大山08
これこれ。こういうのを期待していたのだ。
思ったよりチェーン店が多くて、ちょっと拍子抜けだったが。

ハッピーロード大山09
こちらが川越街道側の出口。
駅からだと、こっちが出口となる。

ハッピーロード大山10
筆記体のフォントやパステルカラーのイラストが80年代チックでいい。
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肌寒い船隊団地の今 「高島平団地 後編」

前編に引き続き、有名なあの「高島平団地」を歩く。

高島平団地11
以前「河原町団地」でも紹介したツインコリダー。ここ高島平団地でも用いられている。
医療センターや集会所が入る「2-32-2」棟。

高島平団地12
建築について詳しいわけではない我々だが、そんな我々にとってツインコリダーの魅力は何といってもそのヴィジュアル。

高島平団地13
こちらも落下防止用の金網が張られているが、様々な角度から非現実的な美しさを見せてくれる。

高島平団地14

高島平団地15
この棟からの駅側の眺望は見事。

高島平団地16
団地内にはプールもある。水かさは大人の膝までもないような浅い子ども用プールだ。

高島平団地17
いくつかある団地内の公園の中でも一番人気の「お山の広場」は、現在も子どもたちの楽しげな声が響いている。
高齢化著しい団地において、これは非常に明るい要素である。

高島平団地18
こちら「中央商店街」も思ったより活気がある。
周辺に大きな買い物スポットが無いため、団地住民以外も多く集まるようだ。

高島平団地19
入ってる店は昭和臭が漂うような店だが、シャッター街になっていないのは嬉しい。

高島平団地20
全国の、特に都内の団地の例に漏れず、ここ「高島平団地」も高齢化は進んではいる。
ただ現在は外国人入居者の増加や、若年層世帯の獲得に向けたリノベーションも進められているので、船隊団地「高島平団地」は活気ある往年の賑わいを取り戻すような可能性も感じられた。
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肌寒い船隊団地の今 「高島平団地 前編」

今回は団地の中でも有名な「高島平団地」。あの有名な高島平団地である。
高島平団地への入居開始は1972年(昭和47年)から。それまで一面の田んぼであり長らく「徳丸ヶ原」と呼ばれていた農作地は、団地のみで2万人以上、高島平全域で5万人の人口を抱える一大住宅都市となった。

高島平団地01
高島平駅からも見えるその威容。まるで巨大な戦艦の船隊。
総戸数は10,170戸。団地内には図書館・警察署・消防署(出張所)・役所(板橋区役所高島平出張所)・病院などが順次整備された。ただ90年代をピークに人口は下降の一途。いくつかの小学校は統合・廃校となり、高齢化問題が表面化している。

高島平団地02
団地が完成した70年代には、まだまだ高層建造物が珍しかったため、投身自殺にこの地を選ぶ人が続いた。
数は1980年(昭和55年)には133人に達し、いつの間にか「自殺の名所」として有名になってしまったわけである。

高島平団地04
現在においても3階以上の廊下や階段などにはフェンスが設置されていて、実質投身自殺は出来なくなっている。

高島平団地05
こちらは団地の形状としてかなり珍しいV字型の「2-30-1」棟。
まるで軍事施設とか拘置所とか、そんな佇まい。

高島平団地06
これまた独特な美しさを見せてくれる。

高島平団地07
内部のヴィジュアル。
V字の付け根部分に立つと左右に長い廊下が続いていて、綾瀬の「東京拘置所」のそれを髣髴させる。

高島平団地09
廊下にはびっしりとフェンスが設置され、やはり牢獄のようにも見える。

高島平団地08
フェンスは無彩色のフラワーデザイン。自ら命を絶った人々への餞(はなむけ)...なんて意味も含まれているのだろうか。

高島平団地10
当初は団地の冒険で、こんな近未来的なヴィジュアルの良さを求めていたわけではなかったが。
河原町団地」同様、冒険してみて感じた新たな魅力である。

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幻惑の異空間・陸 「ルボア平喜・西台」

さて、またまた行ってまいりました梵寿綱シリーズ。

ルボア平喜西台01
今回は高島平にある「ルボア平喜」。東池袋にある「ルボア平喜」と区別するため「ルボア平喜・西台」とする。
1977年(昭和52年)竣工の鉄骨鉄筋11階建マンション。
作品名として「秘羅禧・鎮守の杜」と名づけられ、梵寿綱作品としてはパッと見普通っぽい建物。

ルボア平喜西台02
しかしよく目を凝らすと、あるぞあるぞ。その特異な世界観が。
せり出した1階店舗部分の上には、挨拶代わりの親指。

ルボア平喜西台03
そして側面の壁には緑色の部分にビッシリと壁画が描かれている。
花や植物、動物が描かれていて、楽園のような世界に思える。

ルボア平喜西台09
伊東忠太の作品もそうだが、梵寿綱作品の楽しみの一つ、キャラ探し。
ここにもいました。口から水を吐き出す魚かはたまた魚人。

ルボア平喜西台04
今回は内部にどんな驚きを用意してくれているのか。期待をこめて少し覗かせてもらおう。

ルボア平喜西台05
入口の上には「秘羅禧 梵」の文字。

ルボア平喜西台06
鉄製の扉は、やはり楽園の入口といった感じのデザイン。
丸い部分は鈍く輝く鏡になっている。

ルボア平喜西台07
そして円形の入口エントランスは2階まで吹き抜けになっていて、教会を思わせるステンドグラス。
独特なデザインの大きな照明がぶら下がっている。

ルボア平喜西台08
奥行きがあるなぁと眺めていると、向こうから人が見ている...!あ、なんだ鏡か。
これはおそらく意図的な仕掛けだよな。

ルボア平喜西台10
随所に装飾が散りばめられているが、ほぼ外観とエントランスに集中し、比較的控えめな印象。

この建物の完成から2年後、東池袋にある名作「斐醴祈・賢者の石(ルボワ平喜)」へと繋がる経緯は興味深い。あのおどろおどろしさは、これ以降の作品で徐々に激しくなっていったんだな。
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