東京冒険紀行

東京に的を絞った冒険記。失われつつある追憶の風景・ワンダフルな建築物・愛しの公園キャラ・物語る廃墟・入りにくいけどイイ店・御馬鹿スポットから知られざるディープスポットまで...街で見つけた素晴らしいもの面白いものを独自の視点で紹介!!!

 
Category: 多摩地域 > 三鷹市  

森と太宰が眠る寺 「禅林寺」

禅林寺1
三鷹市にある寺院「禅林寺」には、森鴎外、及び太宰治が眠っている。

禅林寺2
こちらが森鴎外の墓。
“余ハ石見人森林太郎トシテ死セント欲ス”で始まる最後の遺言が有名であり、その遺言により墓には一切の栄誉と称号を排して「森林太郎ノ墓 」とのみ刻された。
墓は元あった寺院の被災により同寺に移転してきた。

禅林寺3
太宰治の墓。鴎外を尊敬していた太宰自身の希望により、森鴎外の墓の向かいに建てられた。
愛人との心中というセンセーショナルな死を遂げた太宰に対し、当寺を太宰の墓所に定める際は檀家の猛烈な反対があったそうだ。当時の住職が説得したという。
また、写真左に津島家之墓とあるが、ここは津島家墓域である。実は太宰治の本名は“津島修治”であり、津島家之墓には津島修治の名もある。
なるほど、小説家・太宰治は愛人と心中し、津島修治は津島家に眠る、という事か。

禅林寺5
三鷹事件遭難犠牲者慰霊塔。
三鷹で遭難?と思ってしまうが、三鷹事件とは国鉄三大ミステリー事件の一つとされる列車暴走事件。
国鉄三鷹車庫から無人の電車が暴走し、線路脇の商店街などで6人が電車の下敷となり即死。また負傷者も多数出る大惨事となった。

毎年、太宰治の誕生日である6月19日には、太宰を偲んで桜桃忌が開かれるそうである。
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ジブリの森のすぐ近く 「三鷹駅周辺」

武者小路実篤、三木露風、山本有三、太宰治など多くの作家たちが住んだ街として知られる三鷹市。三鷹駅南に位置する禅林寺には太宰治及び森鴎外の墓がある。(ここはまた別の機会に)
三鷹駅から北はすぐに武蔵野市に入ってしまい話がややこしいので、今回は駅南側を紹介。

三鷹駅周辺01
一面ジブリキャラが書かれた「三鷹の森ジブリ美術館」送迎バス。ファンにはこれだけで萌え〜なバスは、今や三鷹らしい光景のひとつとなっている。
ジブリ美術館へは三鷹駅南口より徒歩でも15分の距離。

三鷹駅周辺02
駅からまっすぐ伸びる通りにあるUR都市機構三鷹駅前アパート。第1〜3まで3棟あり、スーパーからファミレス・パチンコ店まで様々な店舗があり南口側の住民の御用達だ。
並んで3棟建っているのでかなりの存在感。それにしても結構古そうな建物だが。

三鷹駅周辺03

三鷹駅周辺04
こちらは裏側の写真。表側はペンキを塗り直していたから分かりにくいが、裏から見ると古さが伝わってくる。建物の劣化や補修跡が、宛ら“コンクリートの病気”のような様相。

三鷹駅周辺05

三鷹駅周辺06

三鷹駅周辺07
大きな通りから1本入ると、高層マンションに紛れて魚屋・自転車屋など昔ながらの味わい深い町並みも残っている。

三鷹駅周辺08
三鷹のモジャハウスはジブリだけじゃないぞ。こちらはアパートが完全にモジャに覆われ、隣りの建物にまで伸びてしまっている。
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森と宇宙のセレナーデ 「国立天文台三鷹キャンパス」

三鷹市大沢にある国立天文台。
長閑な森に囲まれた三鷹キャンパスは、興味深い近代建築物を有している。

国立天文台01
まずは登録有形文化財に登録されている第一赤道儀室。クリーム色の小ぶりでシンプルな造り。コンクリートの塗装は所々剥がれていて、歴史を感じる。

国立天文台02
大正10年に完成。昭和14年から60年間、太陽の黒点観測に利用された。晴れていれば、係員が20cm屈折式望遠鏡を操作し、太陽表面の黒点を観察させてもらえる。

国立天文台03

国立天文台04
経年により錆び付いたり、苔むしたりしているのが何とも心の琴線に触れる。

国立天文台05
大赤道儀室。口径65cmの屈折望遠鏡がある。屈折式望遠鏡としては東洋最大。大正15年に完成。第二次世界大戦中にはレンズを疎開させ、また、ドームは銀色から迷彩色へと塗り替えられた。
観測としては主に恒星の位置観測が行われたが、老朽化のため土星の衛星の軌道解析用の観測を最後に運用停止。

国立天文台06
望遠鏡が凄いと、こんな光景(天文台歴史館の写真より)を観測出来るのだ。しゅげ〜。

国立天文台07
ちょっと顔っぽく見えるゴーチェ子午環 。P. ゴーチェ社により製作され、東京天文台が約2万円(当時の価値で4億円)で購入、大正13年三鷹に設置される。

国立天文台08
顔に思えてからは、見れば見るほど可愛らしくなってきた。

国立天文台09

国立天文台10
旧図書館。建てられたのは昭和5年と、こちらも古い。現在使われていないが丸窓があったり壁面がスクラッチ模様だったり、オシャレな近代建築物の特徴が見られる。

三鷹キャンパスは、一部の施設について事前予約なしに見学が可能である。
俺は天体より近代建築物に興味があったが、プラタナスの葉が舞い散る気持ちのよい場所だった。
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三鷹の不思議住宅 「三鷹天命反転住宅」

三鷹市・東八通り沿いに突如現れるワンダフル建築物。
集合住宅は全9戸。内外装に14色の鮮やかな色が施された不思議な住宅だ。

三鷹天命反転住宅01

三鷹天命反転住宅02
「三鷹天命反転住宅 In Memory of Helen Keller 」といい、公式HPによるとコンセプトは「芸術家/建築家の荒川修作+マドリン・ギンズによる、世界で最初に完成した“死なないための住宅”」との事。 

また、In Memory of Helen Keller ~ヘレン・ケラーのために~ と謳われているが、「聴力と視力を失ったヘレン・ケラーが身体能力の違いを越えて新しい世界を切り開いていったように、与えられた環境・条件をあたりまえと思わずにちょっと過ごしてみるだけで、今まで不可能と思われていたことが可能になるかもしれない=天命反転が可能になる」ということらしい。
興味のある人は、そちらのページでじっくり読んでもらいたい。

三鷹天命反転住宅03
電柱まで建物に合わせてあるのにも注目。

三鷹天命反転住宅04
ここには、予約すれば 住む・泊まる・体験する 事が出来る。もちろん内部も、普通じゃない。

懐かしいポンキッキの名曲「まるさんかくしかく」を思い起こさせる。
う〜む、興味深い。

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