東京冒険紀行

東京に的を絞った冒険記。失われつつある追憶の風景・ワンダフルな建築物・愛しの公園キャラ・物語る廃墟・入りにくいけどイイ店・御馬鹿スポットから知られざるディープスポットまで...街で見つけた素晴らしいもの面白いものを独自の視点で紹介!!!

 
Category: 23区 > 中央区  

来たるオリンピックに向けて 「変わりゆく銀座」

前回の「夜明けの銀座」に続き、今回は「変わりゆく銀座」。
普段も新陳代謝の早い銀座だが、昨今は2020年のオリンピックに向け急速に変わりつつある。

変わりゆく銀座01
まず、現在一番目立つ改装中は「銀座駅」である。ちょっと前に取り上げたばかりだったが、直後に工事開始。
幾つかの出口が封鎖され、銀座駅を利用すれば否が応でも目にする事になる。

変わりゆく銀座02
もちろん出入り口だけじゃない。
駅全体を目下リニューアル工事中。

変わりゆく銀座03
ポスターには駅の全エリアをリニューアル工事する旨が書かれていて、完成は2020年を予定している。
完成イメージを見ると、何とも銀座らしい高級感のあるフロアになっている。

変わりゆく銀座04
もともと国際的な観光地になっている駅にしては古臭さが否めなかった。
毎日利用する者にとっては、やはり手狭な構内であった。

変わりゆく銀座05
街並もどんどん変わりつつある。
昨今同時期に始まったのが、海外ブランドの銀座店舗のリニューアル工事。
アルマーニもディオールも。

変わりゆく銀座06
以前取り上げた「ルイ・ヴィトン銀座並木通り店」も。
デザイン的にも好評だった有名ブランドの店舗ビルも、次々姿を変えようとしている。

変わりゆく銀座07
銀座通り沿いも部分的に建物が解体されている。

変わりゆく銀座08
建物が消えると、通りの向こうの建物が見える。
実は古い建物も多く残っている銀座。ファサードは飾り立てても、後ろから見るとオンボロ具合が露呈するケースも珍しくない。
それはまるで厚化粧の下の年老いたスッピンを見ているようで...。

変わりゆく銀座09
ビル解体といえば、これも驚いた。「ソニービル」の解体だ。
モダニズム建築の重要建築物の一つであった当ビルの跡地は、2018年夏~2020年まで「銀座ソニーパーク」という名称で平面のイベントスペースとなるそうだ。

変わりゆく銀座10
まさか解体されるとは知らず、恥ずかしながら在りし日の写真をほとんど撮っていなかった事が悔やまれる。
銀座を代表するビルの一つだった。

銀座だけじゃない。
オリンピックに向けて、東京の様々な街で風景が変わろうとしている。
楽しみな部分もあり、不安な部分もあり...。
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目覚める前の繁華街 「夜明けの銀座」

今週は銀座特集。
銀座に勤務している私ならではの、普段観光として訪れる人が気づかないような銀座の姿をお届けしようと思う。

夜明けの銀座01
まず前編として、「夜明けの銀座」。
街が目を覚ます前、店舗がオープンする前の時間の銀座は皆さんなかなか見る機会ないでしょ?

夜明けの銀座02
夜明けの銀座で週に一度くらい見られるのは、高層ビルの窓ガラス清掃。
週に一度はどっかしらのビルで見られ、高所恐怖症の人は足がすくむような光景だ。

夜明けの銀座04
「GINZA SIX」の窓ガラスにも。
地に足が着いてない仕事って、想像以上に怖いだろうな。

夜明けの銀座05
朝日を浴びて光るあのビル、変わった装飾をしてるなぁ。

夜明けの銀座06
と思ったら、よく見ると複数のダクトが並んでいた。

夜明けの銀座07
また、店舗が営業していない時間は、シャッターコレクションの閲覧時間。
老舗の多い銀座には、たくさんのステキなシャッターアートがある。

夜明けの銀座08
こんな懐かしキャラも。

夜明けの銀座09
最後にこちら。
3ヶ月~半年に一度くらい、銀座8丁目に現れるレアキャラ・ラーメン屋台。

夜明けの銀座10
「東京ラーメン 幸ちゃん」と書かれている。銀座とは思えない何とも昭和的な光景。
どのくらいのペースで営業しているのかは知らないが、たまに朝方まで放置されている。

さて、次回は変わりゆく銀座。
オリンピックに向けて、どんどん様変わりしていきそうだ。
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江戸から残る味な路地 「京橋界隈 後編」

江戸時代からの路地が、ほぼそのまま残っている京橋。
前編に続き、その魅力ある路地を歩く。

京橋界隈11
この界隈に多く目に付くのが、理髪店と雀荘。
はっきりした理由は不明だが、「空席 満卓」の看板が萌える。

京橋界隈12
路面が赤く塗られた路地。ここもかつては長屋が並んでいたそうだ。
古い呑み屋横丁の風情があって、昔の風景も想像しやすい。

京橋界隈13
昭和臭プンプンの雑居ビル群と、その向こうに現代的な超高層ビル。
新旧が入り混じる風景。

京橋界隈14
そしてまた、魅力的な路地が現れた。
理髪店と雀荘、雑然とした細い路地。

京橋界隈15
「コーヒーの店 エリ」は現役なのだろうか。
「麻雀 姫」も妖しさ満点。

京橋界隈16
植物に埋もれかかるサインポール。

京橋界隈17
この路地も古くから形を留めている。
通り抜けられるかも微妙だが。

京橋界隈18
各店舗の裏口にあたる場所なのか、雑然としている。

京橋界隈19
そしてクランク型に直角に曲がる珍しい構造だ。
これにも江戸から続くいわくがありそうだ。興味深い。

京橋界隈20
銀座は煉瓦街の形成、日本橋は市区改正と関東大震災で江戸の路地が姿を消した。
しかし中間にある京橋は江戸から残る路地がある。
再開発で姿を消す前に、是非訪れたい貴重な街角である。
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江戸から残る味な路地 「京橋界隈 前編」

銀座と日本橋に挟まれるように位置する「京橋」。
東京駅からも近く、周辺は高層ビルが林立するオフィス街ながら、実は江戸時代からの路地が残っている。古地図で見比べると、路地構造がほとんど同じだったりする。
今回は、そんな京橋の江戸情緒と下町風情を感じる路地散策をお届け。

京橋界隈01
「東京建物八重洲ビル」沿いの、この路地からスタート。

京橋界隈02
路地に江戸の名残を感じる京橋でも、近年再開発が進んでいる。
こんな風に道の片側に情緒が残り、もう一方は近代的なビルというケースも多々見られる。

京橋界隈03
この風情ある道の端は、何故か近くのサラリーマン達の喫煙所と化していた。

京橋界隈04
かつてはこの路地沿いには長屋が並んでいたが、現在は店舗に変貌。

京橋界隈05

京橋界隈06
それでもどこか風情を感じるのは、路地が残るっている事がデカいはず。
向こうの高層ビルとは別世界である。

京橋界隈07
京橋に唯一残るお稲荷さん「豊川稲荷神社」が、何と撤去されていた。地元の人々に長く親しまれていただけに驚きだ。
改めて京橋にも再開発の手が迫っていることを実感する。

京橋界隈08
古い飲食店が並ぶ路地。
戦後の物だろうか。結構古そうだ。

京橋界隈09
和を感じる喫茶店の看板。
この街にピッタリの雰囲気だが、肝心の喫茶店は何処?

京橋界隈10
隣の路地はこんな感じ。
風情ある 路地に突然 オ○ホール

続き→
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キラリと光る小さなモダン 「丸嘉ビル」

銀座7丁目。「交詢ビルディング」の向かい側にある「丸嘉ビル」。
丸嘉ビル01
1929年(昭和年)竣工。設計は商業建築を多く手がけた森山松之助。
袋物商として創業した老舗の丸嘉商店として建てられた建物で、3階外壁、レリーフ、3階内部などに往時の姿を良く留めている。
ちなみにこれは2016年の年末あたりの改修工事中の写真。

丸嘉ビル02
そしてこちらが現在。
改装前と見比べると、3階外壁は白く塗られ、逆に1階・2階はクリーム色になっている。3階部分に見られた往時のディテールはそのまま残されている。
個人的には改装前より雰囲気が合っていて好き。

丸嘉ビル04
「丸嘉ビル」の表記。

丸嘉ビル03
レリーフもちゃんと残されている。

丸嘉ビル05
そして夜になると、これも意外とキュートでいい。
縦長窓を囲むように、アーチ窓のような電飾が施されている。

丸嘉ビル06
改築改修には常に賛否あると思うが、新陳代謝の激しい銀座において、昭和初期のレトロ建築と共存していくためには、この「丸嘉ビル」のような生かし方はイイんじゃない。
06-2018
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