東京冒険紀行

東京に的を絞った冒険記。失われつつある追憶の風景・ワンダフルな建築物・愛しの公園キャラ・物語る廃墟・入りにくいけどイイ店・御馬鹿スポットから知られざるディープスポットまで...街で見つけた素晴らしいもの面白いものを独自の視点で紹介!!!

 
Category: 23区 > 杉並区  

フランス語で太陽の意 「それいゆ」

アンティークの街、「西荻窪」は渋い喫茶店の激戦区でもある。

駅から歩いて5分ほど。
今回紹介するのはこちら「それいゆ」。
それいゆ01
創業は昭和40年。当時20代だったオーナー姉妹がコーヒー専門店としてオープン。
店名の「それいゆ」は、中原淳一の表紙絵で親しまれた創刊昭和21年の女性誌から。

それいゆ02
乙女チックでレトロな行灯。

それいゆ03
入るとすぐにケーキのショーケースがある。
手作りの温もりを感じるケーキが並ぶ。

それいゆ04
店内は落ち着いた寛げる空間。

それいゆ05
中央には半円型のカウンター席もあり。

それいゆ06
こちらは水出しコーヒーの抽出機。
開店当初はドリップで淹れていたそうだが、現在はじっくり抽出した水出しコーヒーを提供しているという。

それいゆ07
そしてメニューやポップには、レトロで味わいある手書き文字とイラストが。
オーナーの娘さんによるものだそう。

それいゆ08
コーヒーは程よい苦味とさっぱり後味でウマい。

近年は店の雰囲気の良さから、テレビや雑誌でも紹介され若い喫茶店ファンの客も増えているそう。
素朴でレトロな雰囲気と、居心地の良さが絶妙にマッチした喫茶店である。
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Category: 23区 > 杉並区  

派手さはないけどレトロック 「高円寺ルック商店街」

JR高円寺駅南口から東京メトロ新高円寺駅までのびる「高円寺ルック商店街」。

高円寺ルック商店街01
駅から少し西に向かうと現れるのは「パル商店街」。
アーケードのあるこの商店街を抜けると、「高円寺ルック商店街」へと繋がる。

高円寺ルック商店街02
アーケードが途切れるとルックの看板が見えてくる。

高円寺ルック商店街03

高円寺ルック商店街04
高円寺駅周辺と同様、商店街には個性的な古着屋や飲食店が並ぶ。

高円寺ルック商店街05
しばらく歩くと、銅版葺きのレトロ物件を発見。

高円寺ルック商店街06
よく見ると何層にも分かれた凝った装飾が施されている。

高円寺ルック商店街07
続いてこちら。
昭和初期っぽい建物の佇まいで、現在は薬局になっている。

高円寺ルック商店街08
片隅では昔懐かしいスタイルのタバコ屋も現役で営業。
タバコで不健康になったら、奥の薬局で薬を買ってね。ってことか。

高円寺ルック商店街09
こちらもレトロ物件。
元々は長屋のお茶屋だった建物をそのまま活かした「七つ森」。

高円寺ルック商店街10
店内は昭和30年代をイメージして作られている。
何度か行ってる喫茶店なので、近々紹介したい店である。
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時の過ぎ行くままに 「物豆奇」

今回はレトロ喫茶店の名店が多い西荻窪から、お気に入りの一軒を紹介。

物豆奇01
西荻窪の名喫茶「物豆奇(ものずき)」。

物豆奇02
下町の純喫茶にある“いい塩梅のダサさ”とは一線を画す、かなりモダンな外観。

物豆奇03

物豆奇04
入り口周りにも、外の喧騒とは別の世界に誘うかのような演出が心憎い。

物豆奇05
薄暗い店内は重厚な木材が使われていて、アンティークインテリアに溢れている。

物豆奇06
洋物のアンティークと和物のアンティーク。
一見統一感の無いインテリアだが、不思議と調和している。

物豆奇07

物豆奇08
壁にかけられた沢山の古時計。
いくつかの時計は止まっていて、まさに時間を忘れさせる空間になっている。

物豆奇09
頭上には複数のランプが下がっている。
小さく温かい光は、どこか郷愁を誘う。

物豆奇10
カップ&ソーサーはマスターが気に入ったものを収集して使っているそう。
浅煎りの豆をメインに使っていて、リーズナブルにコーヒーを楽しめる。

物静かなマスターと、ジャズが流れる寛ぎの空間。
ゆっくりと腰を落ち着けて一服できる。
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ピンクのゾウのアーケード 「西荻南口仲通商店会」

西荻窪駅南口を出てすぐ、小さなアーケード付きの入り口がある。

西荻南口仲通街01
こちら「西荻南口仲通商店会」は、戦後の闇市から仲通となった商店街。
車一台も入れないような狭い通りだ。

西荻南口仲通街02
30年ほど前にアーケードが付き、味わい深い通りになっている。

西荻南口仲通街03
通りの中ほどにはピンクのゾウが飾られている。
アーケードの完成とほぼ同時期に、秋の祭りにみこしに変わる対象として象の山車を作ったという。

西荻南口仲通街04
アーケードの屋根は、黄ばんだ地にオレンジとグリーンのベジタブルカラー。

西荻南口仲通街05
よく見ると建物は装飾が施された看板建築。
ちなみにフラワーチルドレンの多い西荻だが、こちらはホントのフラワー(花)ショップ。

西荻南口仲通街06
チェーン店やグルメバーガーの店など新しい店も入っているが、元々ある店も結構残っている。
日曜日に行ったのでシャッターは閉まっているが、現役かどうかは不明。

西荻南口仲通街07
その向こうにアーケードの出口がある。

西荻南口仲通街08
駅とは反対側の入り口に当たるこちら。
振り向くと、駅側よりもステキな眺めが広がっていた。

西荻南口仲通街09

西荻南口仲通街10
両脇に昭和丸出しの店舗が並び、別世界へと誘うような佇まい。
いや~ずっと残っていてほしいものですなぁ。
Category: 23区 > 杉並区  

東京ヘイト・アシュベリー 「西荻窪駅周辺 後編」

前編に引き続き、ヒッピーでハッピーなムードが漂う街「西荻窪駅周辺」の冒険。

西荻窪駅周辺11
街を歩いていると、宗教関係の施設が点在している事に気付く。
これも、らしさっって言えばそうかも知れない。

西荻窪駅周辺12
駅南口側にも古そうな喫茶店が何軒もある。
街には活気があって、新しく喫茶店を始めるにはもってこいの街だけど、喫茶店は強豪ぞろいだぞ。

西荻窪駅周辺13
昔ながらの質屋も残っていた。

西荻窪駅周辺14
片側は釣具の店になっていてフリーダム。

西荻窪駅周辺15
こちらは昭和的な木造商店建築。

西荻窪駅周辺16
看板には何ともノスタルジックなフォントで「サントリースナック スナック純」とある。

西荻窪駅周辺17
しかし店舗は昭和な生地を使った昭和の香りの衣料品店。
あえて昔の看板を残して、昭和コンセプトで洋服を扱っているようだ。

西荻窪駅周辺18
こちらはシャッターが閉まっていて何の店舗かさっぱり分からなかったが、LGBTばりのレインボーデザインがまぶしい。

西荻窪駅周辺19
む!こちらも怪しげな雰囲気がプンプンだぞ。

西荻窪駅周辺20
こちら「SWAMP」は、和モノ音楽とサブカルチャーがコンセプトの呑み屋。
70年代から現在のサブカル的なレコードジャケットが、これまたピースフル。

この街へ来ると、サンフランシスコのヘイト・アシュベリーを想像する。
物質文明がもたらす空虚な幸福を棄て、愛と平和をもたらそうというあの“フラワームーブメント”。
ムーブメントとまではいかないまでも、この街ではどこかあの頃を理想郷とした空気を感じる。
以前より新しい店も増えてるし、街はますます活気付きそうだ。
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