fc2ブログ

東京冒険紀行

東京に的を絞った冒険記。失われつつある追憶の風景・ワンダフルな建築物・愛しの公園キャラ・物語る廃墟・入りにくいけどイイ店・御馬鹿スポットから知られざるディープスポットまで...街で見つけた素晴らしいもの面白いものを独自の視点で紹介!!!

 

アニメーションミュージアム 「杉並会館」

杉並会館01
杉並区上荻にある「杉並会館」。
見るからにタダ者でない外観だ。1967年(昭和42年)竣工。

杉並会館02
鉄筋コンクリート地上4階・地下2階建て。

杉並会館03
当館は「杉並アニメーションミュージアム」が入っている。

杉並会館04
壁面には懐かしのヒーローたち。

杉並会館05
一部現役のヒーローもいるが、幅広い世代があぁ懐かしいと思わず呟くキャラクターたち。

杉並会館06
それでは内観へ。
開放感のあるロビー。

杉並会館07
注目はこちらの陶壁。
著名な陶芸作家・會田雄亮(あいだゆうすけ)氏の作品。

杉並会館08
落ち着いた色合いと凹凸のある壁面がとてもモダン。

杉並会館09
現在はコロナウイルスの影響でロビー以外は休館中となり立入禁止。

杉並会館10
それにしても建物として魅力がある。
それもそのはず、設計は「ソニービル」や「駒沢オリンピック公園総合運動場体育館」で知られる芦原義信だそうだ。クラシカルな趣は建物好きも唸らせる。
スポンサーサイト



巨大なバースデイケーキ 「立正佼成会大聖堂」

杉並区和田、環七近くにあるワンダフル建築物。
立正佼成会大聖堂1
立正佼成会本部である、「立正佼成会大聖堂」だ。
全体が円形になっていて、法華経の「円教(欠けることない完全な教え)」に基づいている、そうである。

立正佼成会大聖堂2
東京オリンピックのあった1964年(昭和39年)に落成。
思った以上に古い。

立正佼成会大聖堂3
立正佼成会の施設ではあるが、一応一般にも公開されている。
しかしやはり面白半分でカメラを構えるのは控えたい。

立正佼成会大聖堂4
塔や柱の数にも法華経の思想が表れているそうだ。
ここから見ると巨大なバースデイケーキみたいに見えてくる。

高円寺奥の骨の公園 「梅里公園」

梅里公園1
前回の「都営高円寺アパート」のすぐ隣に、この「梅里公園」はある。

梅里公園2
案内板を見ると、杉並区立のこの公園は都営高円寺アパートの敷地に囲まれ位置している。

梅里公園3
気になるのはこの骨のようなオブジェだ。

梅里公園4
正確には遊具になる。上ったり穴に入ったり出来るようになっているのだ。
動物だか魚の骨に見える。

梅里公園5
公園には普通の遊具もある。

梅里公園6
かつては高円寺アパートの住民にも子供たちがたくさんいて、遊びまわっていたに違いない。
今は子供の銅像が見守っている。

梅里公園7
高円寺アパートが工事用バリケードで覆われているので、公園にも何だか物々しい雰囲気が漂っている。

謎めいたオーラを放つ団地 「都営高円寺アパート 後編」

前回に続き、「都営高円寺アパート」の冒険。
都営高円寺アパート10
今回は4号棟を見てみる。
住居部分は3号棟と同じく閉鎖されている。

都営高円寺アパート11
こちらも店舗はほとんどが撤退。完全に全店舗撤退ではないので、宙ぶらりんの状態となっている。

都営高円寺アパート12
こちらは工事用バリケードは無く、店舗の勝手口がまだ現役で使われている。

都営高円寺アパート13
封鎖された階段入口。
横から見てみる。

都営高円寺アパート14
かつて住民が使っていた掲示板だろうか。物悲しい姿をさらしている。

都営高円寺アパート15
しかし、こちら4号棟はわずかに住民が残っているようだ。
一つだけ、住居入口が生き残っていた。

都営高円寺アパート16
2階に上ると住居エリア。

都営高円寺アパート17
3号棟の放置状態とは少し違い、人が暮らしている分まだ住居らしい姿である。

都営高円寺アパート18
ただ、人の気配がほとんど無くなった団地。

都営高円寺アパート19
鳩が集まり、電線からベランダまで自由に行き来している姿が印象的だ。

数軒の営業中店舗と、わずかな住民を残して。
宙ぶらりん状態の謎めいた団地は、いつまでそのオーラを放っているのだろうか。

謎めいたオーラを放つ団地 「都営高円寺アパート 前編」

高円寺駅から環七通りを南下していくと、謎めいたオーラを放つ団地が現れる。

こちら「都営高円寺アパート」。
都営高円寺アパート01
1961年に建てられた古い団地で全4棟。
その中で環七に面していて、オーラを放つのが3号棟(写真左)・4号棟(右)である。

都営高円寺アパート02
車で側を通っただけで、こりゃ気になる。
車を停め、まずは3号棟から見てみることにした。

都営高円寺アパート03
環七から少し奥に入ったところに立つ全部屋住居の1号棟・2号棟と違い、3号棟・4号棟は1階が店舗になっている。
しかしその店舗の多くは撤退し、シャッターを下ろしている。落書きが痛々しい。

都営高円寺アパート04
こちらの3号棟は住民の立ち退きが終了しているようで、住居部分の入口は閉鎖。
数軒の店舗がかろうじて営業しているくらいだ。

都営高円寺アパート05
建物裏側に回ってみる。

都営高円寺アパート06
やはり住居部分は閉鎖されていて、こちらは工事用バリケードで覆われていた。

都営高円寺アパート07
環七側から見た勝手口のような通路は、

都営高円寺アパート08
裏側はゴミが放置状態。

都営高円寺アパート09
裏側の入口も完全に封鎖されている。
次回へ続く
03-2024
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -

«   »

Search
姉妹サイト
プロフィール

kshun10

Author:kshun10
O型天秤座♡
長崎生まれの東京育ち
当ブログ写真からの無断転載はお断りします。

ブログスカウター
検索フォーム
 
ブロとも申請フォーム
 
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
写真
123位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
風景
53位
アクセスランキングを見る>>