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東京冒険紀行

東京に的を絞った冒険記。失われつつある追憶の風景・ワンダフルな建築物・愛しの公園キャラ・物語る廃墟・入りにくいけどイイ店・御馬鹿スポットから知られざるディープスポットまで...街で見つけた素晴らしいもの面白いものを独自の視点で紹介!!!

 

失われた風景⑨

街の風景は移り変わりが早い。都内では尚の事だが、目まぐるしく変わりゆく風景の中で、失われ忘れ去られる風景。
今回は銀座の大物建築を。

ソニービル1
まずこちら「ソニービル」。
ソニービル自体はあんまり写真を撮ってなかったが、写真右に見えるSONYと書かれた建物がそう。

ソニーパーク1
現在は「銀座ソニーパーク」という名称で平面のイベントスペースになっている。

ソニーパーク2
建物が無くなったので、隣の「メゾンエルメス」がよく見えるようになった。

銀座松坂屋1
続いてこちら。
だいぶ前の話になっちゃうんだけど、「銀座松坂屋」の在りし日の写真が出てきたので。
いや~もはや懐かしい。

ギンザシックス01
2017年4月から、ご存知「GINZA SIX(ギンザシックス)」に。
これで良くも悪くも人の流れが変わりました。

銀座では、「これはそろそろ壊されるね」って感じではない建物も、新陳代謝で変わってゆく。
2020年のオリンピックに向けて、まだまだ変わっていきそうだ。
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新宿の70sモダンビル「谷合ビル」

新宿区役所の並びにある70sモダンビル。

谷合ビル1
1973年竣工の、こちら「谷合ビル」。
R窓と青いタイルのビル。

谷合ビル2
連続するRの窓枠がモダン。
また青いタイルのせいか、クールな印象。一色ではなく、同色系のトーンを変えたタイル使いだ。

谷合ビル3
下から見上げてみると、ファサードにほとんど隙間無くR窓があるような印象を受ける。

谷合ビル4
それから、これこれ来ました。窓から見える階段。この見え具合に拘りを感じるかで点数がだいぶ違ってくる。
こちらのビルは、さすがです。

谷合ビル5
70年代のビルらしく、随所に凝った装飾が見られる。
入り口脇の大きなR窓は、左右非対称。

谷合ビル6
階段の手すり子もカワイイね。

東京橋物語 ①

今回のまとめコーナーは橋の特集。橋にはいろんなエピソードがある。物語がある。
東京には交差点など地名として残る橋も多いが、初回は現存する橋、中でも大型で歴史のある物を集めてみた。
「東京橋物語」と題し、今後いろんな角度から橋を見つめていこうと思う。

千住大橋1
まずは「千住大橋」。最初に架橋されたのは徳川家康が江戸に入府して間もない1594年。
隅田川最初の橋である。

千住大橋2
現在の鉄橋は1927年(昭和2年)に架橋された。
タイドアーチ橋としては日本最古のもの。

千住大橋3
通っていていつも目が行ってしまうのは、この鋼タイドアーチ橋の構造美。
密集するリベットは、イギリスのロッカーズのライダースジャケットみたい。

両国橋1
続いて「両国橋」。同じく隅田川にかかる橋で、千住大橋に続いて2番目に架橋された橋である。
西側が武蔵国、東側が下総国と、2つの国にまたがっていたことから両国橋と呼ばれたのが名の由来。

両国橋2
元々江戸幕府は、防備の面から隅田川への架橋は千住大橋以外認めてこなかったが、大火の際に橋が無く逃げ場を失った多くの江戸市民が犠牲になったのを受け、架橋が決断された。

言問橋1
こちらは「言問橋」。関東大震災の震災復興事業として計画された橋。
直線の美と称される橋である。

言問橋2
両国橋や大阪の天満橋と並んで三大ゲルバー橋と呼ばれた長大なこちらの橋は、鎮魂の橋でもある。
現在も、東京大空襲の際に橋の上で焼け死んだ人々の血液や脂が焼き付いて残っているのだ。

言問橋3
東京大空襲の際に、浅草方面の人・向島・本所地区の人が、お互いに「川の向こうに行けば助かる」と思い、橋の上に両住民が鮨詰状態になってしまった。そこへ容赦なく焼夷弾が襲い掛かり、耐えかねた人々は次々と欄干から身を躍らせ、死体で埋まった隅田川に落ちていったという。
空襲が終わったあと、隅田川は一面凍死体が浮き、言問橋の上には死者累々。全面に黒焦げの焼死体が横たわっていたそうだ。

清洲橋1
それでは、今回のトリ。「清洲橋」である。
こちらも関東大震災の震災復興事業として計画された橋。

清洲橋2
「震災復興の華」とも呼ばれた優美なデザイン。
当時世界最美の橋と呼ばれたドイツのケルン市にあったヒンデンブルグ橋の大吊り橋をモデルにしているそうで、曲線の美が冴え渡っている。

橋を知ることは、その土地の歴史を知ること...かも知れない。
今後も東京橋物語に注目です!

言ってみればキャラの神様 「岡本太郎記念館」

東京・青山にある美術館「岡本太郎記念館」。やっと訪れることが出来た。
岡本太郎記念館01
芸術家・岡本太郎が自宅兼アトリエとして使用していた南青山の資産を記念館としているもので、建築家・坂倉準三の設計により建てられたもの。
積み上げたブロックの壁の上に凸レンズ形の屋根の乗った独自の形。壁には太郎の描く顔と「TARO」の赤いサインが入っている。

岡本太郎記念館02
岡本太郎の説明はいらないね。
氏は、この場所に1953年(昭和28年)から84歳で没した1996年(平成8年)まで暮らし、創作活動を行っていた。

岡本太郎記念館03
さて、この記念館をただ紹介したのでは当ブログ・冒険紀行らしくない。
ここは街キャラや公園アニマルの感覚で、記念館の愛すべきキャラを紹介しようと思う。

岡本太郎記念館04
まずは俺も個人的に大好きな、太郎の太陽。
大阪の「太陽の塔」や「そごう横浜本店」の物とは違う、ブロンズ色に輝く、誰からも愛されそうな笑顔。

岡本太郎記念館05
茂みの奥にもひょっこりアニマル。
記念館の庭はキャラの宝庫。

岡本太郎記念館06
こちらは太郎式トーテムポールとでも言おうか。
淡白ながら表情のある顔が重なっている。

岡本太郎記念館07
足元には、座ることを拒否する椅子たちが。
どれもカラフル。どれもユニーク。そしてやっぱどれも好きな顔。

岡本太郎記念館08
これなんか、どこから見たらいいのか最初分からなかった。
分かってみたら、これまたイイ顔してる。

岡本太郎記念館09
こちらは1967年の作品で「午後の日」。
「多摩霊園」にある岡本太郎の墓碑にもなっている。

岡本太郎記念館10
ホントは一つ一つ紹介したいんだけど、細かくは皆さん是非訪れて確かめてください。
ってことで、最後にこちら。太郎のアトリエ。
ここから、あの愛すべきキャラ達が生み出されていったのだ。こうしてみると感慨深い。

岡本太郎の作品はホントに好きで、氏の考えや趣味趣向なんかも共通するものがある。おこがましいですが。
まだ見ぬ全国の岡本太郎作品を楽しみに、全国の冒険紀行も励んでいきたい。

掃苔 グッと来る墓特集

ちょっと間が空いたので、今回は一風変わった特集を。何と、墓・慰霊碑の特集
『用も無いのに墓場に行って面白がってる』、『不謹慎』、などと思われる方もいるかも知れないが、昔は掃苔(そうたい)といって偉人や著名人の墓をお参りして巡る事は、文化的な趣味として存在していた
今回は、今まで紹介した墓から、グッとくるものを集めてみた。

雑司ヶ谷霊園02
まずは「雑司ヶ谷霊園」から有名な夏目漱石の墓
氏は自身の小説『こゝろ』の舞台として、ここ雑司ヶ谷霊園を登場させている。

南千住回向院05
三大刑場といわれた小塚原刑場の跡地、「南千住回向院」。
ここには左から鼠小僧次郎吉、片岡直次郎、高橋お伝、腕の喜三郎の墓。それぞれ語れるトリビア的エピソードがある。

両国回向院08
両国回向院」にも鼠小僧の墓があり、墓石に“教覺速善居士”と刻まれている。
手前にある「お前立ち」を削ってお守りにすると、長年捕まらなかった幸運にあやかれるらしいですぜ。

鈴ヶ森刑場7
鈴ヶ森刑場遺構」にある、南無妙法蓮華経の慰霊碑
文字が力強く、処刑場跡独特の緊張感がある。

禅林寺3
三鷹市にある寺院「禅林寺」には、太宰治の墓がある。
愛人との心中というセンセーショナルな死を遂げた太宰に対し、当寺を太宰の墓所に定める際は檀家の猛烈な反対があったそうだ。当時の住職が説得したという。
また、写真左に津島家之墓とあるが、ここは津島家墓域である。実は太宰治の本名は“津島修治”であり、津島家之墓には津島修治の名もある。

新吉原総霊塔4
三ノ輪駅近くにある「浄閑寺」。
吉原遊廓の遊女の「投げ込み寺」として知られる場所で、その中でも「新吉原総霊塔」は強烈。

新吉原総霊塔5
埋葬された遊女は2万人を超え、側面からはおびただしい数の骨壺が重ねて安置されているのが見える。

成覚寺03
投げ込み寺といえば、内藤新宿の飯盛女たちの「投げ込み寺」として有名な「成覚寺」。
供養碑である「子供合埋碑」の、子供というのが飯盛女のこと。
奉公途中に死んだ女は身ぐるみを剥ぎ取られて俵に詰められ、投げ込むようしてに葬られたという。

清亮寺4
足立区日ノ出町にある「清亮寺」からは、墓地の入口あたりにある「解剖人墓」。
小塚原の刑場で処刑された罪人11人の遺体が、ここで腑分け(解剖)されたのだ。
11名の戒名や年齢等が刻まれ、解剖人墓として供養している。
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